国際信号旗を常時掲揚するための高知市との協議
2017年1月11日は、国際信号旗を非常時(災害時)にすぐに掲揚できるための協議を、施設管理者である高知市地域コミュニティ推進課田村智志課長以下3人と下知コミュニティ・センター坂本茂雄運営委員会会長、西村健一防災部長、横田政道若松町防災会長、下坂速人センター長が立ち会いました。
国際信号旗については、以下の記述があります。
「国際信号旗(こくさいしんごうき、international maritime signal flags)は、海上において船舶間での通信に利用される世界共通の旗である。その使い方は国際信号書(こくさいしんごうしょ、International Code of Signals、INTERCO)によって定められており、国際信号旗による信号を旗旒信号(きりゅうしんごう、Flag Signalling)と呼ぶ。
中世ヨーロッパでは、船舶間の通信に旗を用いることが行われてきていた。18世紀にはイギリスのリチャード・ハウが主に数字を意味する複数の信号旗を用い、その数字を符号として単語に置き換え、旗の掲揚を繰り返すことで、文章も含めた通信を行なう方法を考案した。これはホーム・リッグス・ポップハムによって改良され、トラファルガーの海戦でも通信に使用された。これらが発展し、1857年に国際信号書として、国際信号旗が定められた。
(ウィキペディアの記述から引用しました。)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E4%BF%A1%E5%8F%B7%E6%97%97
1857年に世界の海を当時支配していた大英帝国が国際信号旗を。船舶間の通信手段として整備し、確立したようです。
AからZまで26の旗があります。1つ1つに意味がります。また2つの旗の組み合わせ、3つの旗の組み合わせで、相互の通信と対話が出来ます。
国際信号旗の掲揚する意義目的は協議者全員で共有しました。問題は「常設」とした場合の、リスクや、他の施設との兼ね合いなどを施設管理者側は言われていました。公共施設ですから当然でしょう。
確認したことは
「性能保証された製品を使用すること。」
「伸縮するアルミ製のポールを使用すること。」
「避雷針の保護角内に平常時は髙さをおさめ、非常時(災害時)には伸ばして、国際信号旗を掲揚する」ことになりました。
具体的には下知コミュニティセンター坂本茂雄運営委員会会長から、設置要請文を高知市地域コミュニティ推進課宛に要請文を送付し、課内で検討していただくことになりました。
地域住民の安全を守るために関係者各位で努力をしました。
写真は訓練時に仮設で掲揚しています。
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