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2016年10月26日 (水)

12万浸水地区の市民の避難場所はいずこ?


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(1000年前の高知市。今度南海地震が起きたら、二葉町は海底に沈みます。)

 高知県と高知市の防災担当に聞きたい。浸水予定地域の市民12万人の避難場所を明確にしていただきたい。東日本大震災からもう5年半経過しています。未だに該当の低地に住む高知市への回答がありません。
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 2016年10月13日に、二葉町が地域交流している仁淀川長者へ稲刈り体験に行きました。当日は木曜日で平日。仕事の都合をつけなんとか行くことができました。そこで「広域避難をテーマにしている」高知新聞の記者に会うことが出来ました。色々と意見交換し、10月21日に「高知地震新聞」の記事の中で記事にしていただきました。

 「長期広域避難に備え」「沿岸部の後方支援模索」と記事の見出しにありますが。県担当b局への取材では、未だに具体的になっていないようです。
「だれが、どこへ行くのかなど、広域避難のプランは立てられていない。」というのが今の高知県の「南海地震対策の現実」なんです。
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 高知市街地の海抜0メートルから海抜2メートルの海や川に隣接している低地に現在12万人の市民が住み生活しています。住居だけでなく、事業所や商店街も、学校も、病院もあります。幹線道路も縦横に低地の市街地を貫いています。

 もし学者の予報どうりの南海トラフ地震が起きたら、とりあえずは地域やや市役所が決めた津波避難ビルや、津波一時退避場所に駆け上がるにしても、いつどこのドライエリアの避難所へいけるのか、全く情報がありません。町内のコミュニティを壊すことなく移動できるのかも全くわかりません。

 これは明らかに「行政機関(県庁・市町村)の怠慢ではないかと私は思います。県政―高知市政でも何をおいてもしなければならない最優先事業ではないのでしょうか?

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