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2016年10月 6日 (木)

市民の発意と工夫を高知市役所は無駄にするな!!

 行政側に私たち下知住民は文句ばかり言っているのではありません。自分たちでやれることはやり、出来ない部位や支援を受けたい要望事項のみ市役所に打診をしています。

 今回の1件は、横田政道さん(若松町自主防災会会長)が、提案した「情報伝達手段に国際信号旗を」の一貫したものです。

 それは高知市下知地区南部の災害時の津波避難ビルであり、避難収容施設にもなる下知コミュニティ・センター。その屋上に多様な情報伝達が可能な国際信号旗を、緊急避難時にすぐに掲揚するために、下知コミュニティ・センター屋上に自作した掲揚ポール(アルミ製もしくはFRP製)を固定し、駆けつけた地域の自主防災会メンバーや下知コミュニティセンター運営委員会防災部会メンバーがすぐに国際信号旗が掲揚出来るために、施設管理者である高知市地域コミュニティ推進課に要望をいたしました。

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(現在はロープで借り止めしています。)

高知市地域コミュニティ推進課
課長 田村智志様

 いつもお世話になっております。

 下知コミュニティ・センター5階部屋上への掲揚ポール常設許可をお願いします。


 下知コミュ二ティ・センターは、災害時の高知市指定の避難収容所になっています。猿9月19日・20日の台風16号接近の折には、高知市から避難準備情報が発令され、避難所が開設されました。

 また9月22日には高知大学からの要請で。JICA研修生との意見交換会(昨年に続いて)行いましたが、避難所開設していることを周辺住民にお知らせするために、下知コミュニティ・センター5階屋上に、国際信号旗を掲揚しました。

 実際の大災害時においても速やかな国際信号旗の掲揚が必要です。5階屋上の鉄骨部位に金具で固定すれば、倒れることはありません。現状はロープで固定しています。

 施設利用の許可をいただきましたら、金具で固定します。国際信号旗掲揚用のロープと金具などはこちらで用意します。写真は9月22日の国際信号旗の掲揚の様子です。

 国際信号旗 

 国際的に決められた信号旗を船に掲げておけば、火災や操縦困難、試運転中、投網中など、その船の状態を周りの船舶や陸上の信号所などに知らせることができます。
 言語の違いなどに関わりなく意志の疎通をはかるために、あらかじめよく使う文例を文字の記号に割り当て、国際的に統一したものを「国際信号」と言います。

 下知コミュニティ・センターでは「避難所開設」V旗とW旗と、訓練旗としてU旗とY旗を合わせて掲揚しました。JICA研修員(各国の防災担当官)にも説明し、理解を得ました。
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 大災害時に掲揚すればヘリや沖合の船舶からすぐに発見されます。下知地区は海が近いからです。(9月22日の掲揚の様子です。)
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 下知コミュニティ・センター運営委員会防災部長 西村健一

 現在地域コミュ二ティ推進課としての「口頭での」回答は、」

「掲揚ポールを固定化するためには、風力測定などの独自の調査をしなければいけないと思う。」とのこと。それはどういう試験をするのか、現時点では全く不明です。

 国際信号旗は常時掲揚するのではなく、緊急時のみに限られています。地域防災の啓発の観点からは、住民発意の提案であるし、市役所側は意図を充分にくみ取っていただきたいと思いますね。

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