仁淀川町・長者での稲刈り体験
仁淀川町長者地区のまちづくりグループだんだんくらぶ(西森勇幸会長)にお世話になり、田植え体験に参加したのは4年前。植えた以上は稲刈り体験もしたい、と願望していましたが、いつもその時期は雨にたたられ行くことが出来ませんでした。
今年はようやく晴れ間が続き、平日でしたがお声がかりました。長者小学校の農業体験授業で稲刈り体験をするとか。なんとか仕事の都合をつけ、在宅介護ケアしている超高齢者の両親も体調が良い。朝はインフルエンザの予防接種もしました。それで5月29日の雨の中での田植え体験を一緒にした二葉町自主防災会の荒木三芳副会長と、家内の友人の吉川真由美さんと3人で高知市から参加しました。
長者小学校の子供たちは5年生・6年生の9人が体験に参加しました。だんだんクラブの人達から鎌の使い方を教わりました。右手で鎌を持つのであれば、稲穂を持つ左手は逆手で持つこと。その方がスムーズに稲穂が刈り取れます。いつもの癖で順手ですると作業が滞ります。
子供たちは力こそないが手際が良い。手分けして刈り取っています。手に一杯になるほど稲穂を刈取り、3束づつ交互に積み重ねます。茎や藁縄で縛ります。縛れば稲帆干し場まで運搬します。
小型コンバインが登場。前進すれば稲穂が刈り取られ、束ねられています。実に優れものですね。岡﨑信守だんだんくらぶ副会長(農業担当)が、子供たちにコンバインの操作の仕方を教えていました。子どもたちはどんどんコンバインを操作します。
先生方もやって、吉川真由美さんも、荒木三芳さんも操作しました。1時間ほどで作業は完了しました
。お手伝いしたのは「水田ブルー」という長者小の子供たちが、しろかき段階から田んぼをこしらえ、田植えをした棚田でした。
刈取りが終わりますと、だんだんの里の広場前まで運搬します。そして束ねた稲穂を干します。干し場も昔ならではのやり方で干し場が建てられています。
稲穂も干しやすいように交互に交差して束ねられています。そうすることで、稲穂の束が干し場にきちんとかかります。長者小の子供たちも屈託がない。地域の人達と自然に交流が出来てとてもいいなと思いました。
作業がおわりますと農村レストランだんだんの里で「反省会」です。長者のだんだんクラブの皆さんと荒木三芳さんは美味しそうにビールを飲み、長者の大野さんがつってきた鮎とあめごの天ぷらや、チャーテーの炒めものやおでんでくつろがれています。わたしは運転手なので、眺めていました。
11月3日の「昭和秋の感謝祭」には、。長者のだんだんくらぶの皆さんが来てくれます。11月5日(土曜日)の長者キャンドルナイトはこちらからも参加しないといけないですね。
自然体で地域間交流を続けていくことが大事です。それが「もしも」の災害時にお互いの地域で「励み」になりますので。
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