長期浸水時の孤立者支援事業
高知市の災害対策部が、南海トラフ巨大地震時に、長期浸水対策の1つとして「高知市内300ある津波避難ビルへ避難した人たちの情報伝達、状況把握のために、スマートフォンのWIFI機能を活用した「スマフォDFリレー」のシステムを試験導入したい。」との提案がされています。
スマフォDFリレー(東北大学資料)
http://www.it.is.tohoku.ac.jp/innovation/01/
http://www.kke.co.jp/solution/pdf/RelayBySmartphone_WTP2016.pdf
動画もあるようです。
2016年9月16日の高知市議会にて、その提案を寺内憲資市議(公明党)と、浜口卓也市議(新こうち未来)が質疑を個人質問するという情報がありました。それで10時半過ぎに高知市議会へ傍聴に行きました。
既に寺内市議のその事案の質疑は終了していました。浜口市議の質疑を傍聴しました。
浜口市議は、「高知工科大学でも類似のシステムの開発中と聞いている。市長は県内の大学と連携していくと過去に市議会で答弁いただいている。
東北大学が開発したシステムの運用のための予算を申請している理由はなにか?」と聞かれました。
「現在開発されているのは東北大学のみである。平成25年時から実験し、2.5キロの距離をメールで通信。平成27年では3キロの距離でのデータ通信に成功しました。
無人飛行機にスマホを搭載し、より遠距離の通信を試験している。長期浸水で来津波避難ビルに孤立している市民への情報伝達と、情報収集のために導入を検討しているとのこと。それにともなう関連機器などの導入は不要。普段使いのスマートホンで、アプリをダウンロードさえすれば即導入が可能です。」
「周知徹底はできるのか?試験は高知市内でするのか?」
「高知市内で実証実験を行います。地理的特性で無理なら導入はしません。今回の予算措置は実験のためのものです。」とのことでした。
わたしはスマートホーンを携帯していませんので、効果のほどはわかりません。若い現役世代がスマホを日々活用しています。またその世代は何かとせわしく地域の防災訓練にも参加しません。
導入することになれば、その世代が地域で活動的になれば幸いですが。
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