二葉町・若松町JICAまち歩き下見
2016年9月22日の午後からは、下知コミュニティ・センターを起点に下知地域を3カ所に分かれまち歩きをする予定です。JICA(日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っている。)の研修生の一行がまち歩きをする予定です。
バングラデッシュ、チリ、フィディー、グレナダ、ガイアナ、ジャマイカ、ナウル、パラオ、フィリッピン、ソロモンからの来訪者の皆様で、お国では防災担当の責任者です。8月初めから来日し、休日を除き、東北の各地や神戸などを巡回し、高知県へは9月13日から入って各地を巡回されています。22日は朝から晩まで高知市下知地域に滞在されます。
下知まち歩きとしては、二葉町・若松町ですので、二葉町の西村と若松町の横田政道さんが案内することになっています。
コースは下知コミュニティ・センターを出発します。隣のガソリン・スタンドに海抜表示があります。「海抜0・2M」と表示されてます。交差点では市街地と海の距離の近さを感じていただきます。
交差点を右折し、二葉町の木造低層密集住宅地域を通過します。通過しますと高知県でも交通量が1番多い国道56号線(宝永町で国道32号線と交差し、北は高知インター。南は土佐道路)に出ます。5Mの高さ確認をします。
電柱と電話線が地中にあり、CABを確認します。南進し二葉町歩道橋から周辺を確認。交通の要であることを確認していただきます。
松村コーポ(地区指定津波一時退避所)の屋上へ徒歩で昇降します。
次に南進して堀川へ出ます。鏡川大橋の落橋防止対策を見ます。堀川水門を見学。海と市街地の隣接を再確認いただきます。二葉町から若松町へ入ります。防災行政無線の設置場所があります。
堀川沿いの県道と、市道との標高差は1・4Mあります。若松町も二葉町同様に低層の木造の古い家屋が多くあります。若松町にも7カ所の地区防災会指定の津波一時退避場所(二葉町には11カ所)がありますが、高知市指定の津波避難ビルは1か所しかありません。そのビル前を通過します。
隣町の稲荷町も同じような状況です。海抜0メートルの表示を眺めながら下知コミュニティ・センターへ戻ります。約40分の徒歩でのまち歩きコースです。
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