減災文化をどう想像し、継承・発展させるのか
8月4日はあるメディアの取材体操をしました。東日本大震災の教訓や阪神大震災の教訓を、「未災地」である高知市下知地域が、どう「教訓化し」、減災を文化として確立し、次世代へ継承できるのか、それが今後問われます。
「地区防災計画策定」の目的はまさにそれです。
「釜石の軌跡」は、10年以上の教育現場の実践と積み重ねがあり、初めて可能でした。言葉ではなく、緊急事態に対応できる体の反応が、子供たちができたからこそ、「想定にとらわれず」「率先避難者になり」「最善を尽くす」ことを実行できたのです。
下知地域の子供も大人も、高齢者も。
「家具の固定は当たり前」「耐震補強も当たり前」「食料と水の備蓄は10日分は当たり前」「揺れたらすぐに津波避難ビルへ逃げるのは当たり前」「収容避難所は、高齢者・障害者・乳幼児優先の原則は当たり前」
たとえ大地震が起き、地域が浸水し、津波が襲来しても、下知地域に住む人間は、働き、学ぶ人間は、」1人として亡くなってはいけないからです。
大地震後はすぐに復旧・復興を始めましょう。そして3年以内には、より災害に強い、「ニュータウン・下知」が再生されます。可能なら事前に「安心・安全な街・下知」をつくりあげましょう!!
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