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2016年7月22日 (金)

二葉町自主防災会は、今回かき氷を販売します

 2016年の「すまいるフェアしもじ」(ちより街テラスにて7月25日開催)では、二葉町自主防災会(森宏会長)は、かき氷を販売することになりました。氷を削って、人工甘味料の蜜をかけるというかき氷ではありません。

①浮体式人工地盤提唱の小谷鐡穂さん直伝の自家製シロップを使用した特製かき氷

 南海トラフ地震がひとたび起きれば、海抜0メートルの下知地域全体は、地盤が最大2M沈下し、水没し、長期浸水状態になります。揺れが収まったなら手早く地域指定の津波避難ビルに駆け上がらないと命は助かりません。

 しかし歩行困難な人たちや高齢者の方は、この津波避難ビルへの垂直避難がとても難しい。そこで元橋梁技術者であった小谷鐡穂さんは「浮体式人工地盤工法」を提案していただきました。普段は公園などとして利用し、津波が襲来すれば浮き上がります。水平移動なので、高齢者も歩行困難な方でも車いすでも避難は可能です。

 2013年12月に「高強度発泡樹脂を用いた浮体構造物による南海地震対策」ということで、講演頂きました。
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小谷鐡穂さんは橋梁メーカー退職後に、香川県まんのう町で「カフェ・ピッコロ」という自家製ピザやジャムの飲食店を経営されています。

 今回のかき氷も自家製の4種類の自家製シロップ(苺・パイン・モモ・ラムレーズン)の4種類を伝授していただきました。

 二葉町自主防災会は、5月29日に仁淀川町長者地区で田植体験をしました。その時参加された吉川真由美さんが、直接伝授され自家製シロップを自作しています。通常のかき氷とは異なるマイルドな味です。是非ご賞味下さい。

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②非常用LPガス発電機を使用しています。

 大災害時に困るのは停電です。今回電動かき氷機(100V)は、LPガス発電機(900V仕様)です。10㎏のガスボンベで約20時間の電源が確保できます。テレビ、パソコン、照明器具などの電源になり、スマホや携帯電話の充電もできます。

 二葉町がこのLPガス発電機を1台所有しています。今回はその発電機を利用しています。発電機のメンテナンスや点検は二葉町内のツバメガスさんが行っています。
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地域防災活動にてお世話になった皆様のご協力により、今回かき氷にて出店になりました。ぜひ食べてみてください。二葉町防災会の資料やLPガス協会のパンフも二葉町のブースに置いてあります。

 防災は改まったものではなく、今回は非常用のLPガス発電機を、電動かき氷機や、扇風機などに使用しました。身近なものとして活用してみました。

  LPガス発電機は大手メーカーが開発しています。インバーター制御の発電機ですので、パソコンなどの精密電子機器も使用できる優れものです。ご注目下さい。

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