昭和小6年生・防災学習授業を参観
2016年7月8日は、午後2時からの昭和小6年生の防災授業を参観しました。講師は鍵屋一氏(跡見学園女子大学教授)です。6年生が90人視聴覚室へ集まり、真剣に話を聞いていました。
印象に残った鍵屋一さんの言葉を記述します。
「君たちが逃げることが、多くの人命を救います。」
「防災津波ハザード・マップがあります。表示の外のエリアでも安心できません。事実釜石市の津波は、エリア外の中学校と小学校へ到達し、当初避難場所に指定されていた介護事業所も危ない状態でした。
中学生たちは独自の判断でより高い場所へ、率先避難行動。それを㎡似ていた小学生や大人たちも後に続き、その地域の人達の命は救われました。
「釜石の教訓とは。
①想定に囚われない。
②最善を尽くせ
③率先避難者たれ。 ということです。」
「災害後は遠慮せず、助けを求めましょう。受援力(じゅえん力)と言います。
「正常化の偏見(自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価してしまう人間のと特性)を打ち破ることです。」
子どもたちの反応は良く、鍵屋さんの質問に、多くの生徒たちが手を上げて発言していました。回答はおおむね正しく、よく勉強しているなと感心しました。」
後で教頭先生に伺いますと、昭和小は4年生から防災教育をはじめ、5年生になるとまち歩きをし、6年生では「減災新聞」を作成しているとか。
海抜0メートルの島の高知市下知地域。徒歩で通学する生徒たちの「生きのびる方策」を小学校がきちんと教えていることに感銘を受けました。
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