6月12日(日曜)実施予定の消火放水訓練・消火訓練・炊き出し訓練について
2016年は「昭和南海地震(1946年)」から70年の節目の年です。また昨年下知地域で実施した「下知地区防災計画」は、7月以降、昭和小学校とも提携し、ワークショップ方式(ワードカフェ)を実施し、「事前復興計画」(下知がしあわせになるまちづくり)策定を目指します。
下知地区の16の自主防災会連合体である下知地区減災連絡会が稼働するのは7月からです。確定している事業は、「地区防災計画」「JICA研修生徒の意見交換会」(9月22日)、「下知地区一斉防災訓練」などです。
それゆえ二葉町自主防災会単独事業は、5月29日実施予定の仁淀川町長者地区との交流事業である「田植え体験」と、6月12日実施予定の「消火放水訓練・消火訓練・炊き出し訓練」です。6月に事業をしないと身動きできなくなります。
「消火放水訓練・消火訓練・炊き出し訓練」について説明します。
1)この5年以内に二葉町内では大きな火災が2件(2012年・2015年)とありました。町内の木造密集地区でした。防火意識の向上が町内であり、昨年度は消火栓接続器具とホース、消火栓BOX,消火器BOXを購入しました。
2)二葉町自主防災会会長の森宏さん(82歳)は、小学生時代に須崎市で昭和南海地震の津波を体験しています。危機管理意識はとても高い。
「地震津波対策も二葉町はとても大事。同時に「防火対策」もせんといかん。初期消火の訓練は絶対に必要。ホースを利用した放水消火訓練は技量が必要。消防署員と下知消防分団に指導していただいて、町民皆が取り扱いをするのが目標である。」と言われました。
3)消火器を使用した、消火訓練は、実際に消防署員に着火していただき、燃やしながら消火訓練をします。
4)二葉町内の消火栓は道路の真ん中にあります。1つだけ下知コミュニティ・センター前の消火栓は、歩道にあります。隣のガソリンスタンドの休日の日曜日に塀に向かって放水訓練をする予定でした。しかし「消火栓周辺の家屋の水道水が濁る可能性がある。」との指摘を下知消防分団から受けました。
4月13日に高知市水道局総務課山中係長と意見交換しました。下知消防分団の国見副団長に同席していただきました。
「放水訓練は青柳公園内地下にある耐震貯水槽を活用いただきたい。炊き出し訓練時にも、耐震貯水槽の水を活用いただきたい。」とのことでした。
それで青柳公園内で、「消火放水訓練・消火訓練・炊き出し訓練」がいっぺんに実施が可能になりました。
5)高知東消防署、みどり課、高知市水道局の許可は4月14日にいただきました。
高知市水道局は「書類はとくにありません。OKです。」と山中係長に言われました。
6月12日(日曜)実施予定の消火放水訓練・消火訓練・炊き出し訓練の意義目的
なかなか放水訓練の実施は難しい。幸い近隣の青柳公園で実施が可能になりました。消火栓用接続ホースセットを購入したので放水訓練が可能になりました。今後は順次買い足して、町内に配置し定期的に訓練を繰り返します。
訓練の中で二葉町民の防災意識を啓発し、下知消防分団の指導を受けて、二葉町自衛消防隊をこしらえることを目標にしています。
防火意識が高まれば、防災意識も高まります。訓練を通じて顔なじみになり、大災害が起きても隣近所で助け合う相互扶助を形成して行くことを目標としています。
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