中央構造線と原発に関する言及が少なすぎますね
2016年4月14日発生した熊本地震。最初はごく狭小な地域の内陸型地震のようでしたが、」16日には地震域は拡大、しかも最初の地震の30倍規模のM7.3になりました。内陸型地震としては1995年の阪神淡路大震災と同じ規模になりました。
各テレビや新聞各紙の「洪水のような」地震報道をところ毎日シャワーのように浴びていますが、おかしなことに気が付きました。
1)熊本地震は余震が多く既に、2004年の中越地震の数を超えている。
各地の地震の震度表示は出ますが、何故か隣県の鹿児島県が出ないことが多い。
2)最初は益城町中心の内陸型地震でしたが、次第に東寄りに震源が変化し、
阿蘇町あたりになり、熊本県の東隣の大分県でも地震被害が出るようになりました。
その理由の説明が殆どありません。
3)中央構造線という日本最大の活断層があります。「1000年位に1度動く」らしいのですが、その中央構造線に 沿って東へ震源域が移動しているようにも思えます。
しかしそのことにマスコミや地震学者が言及しないのは何故か?
4)今回の地震にほど近い川内原子力発電所に関する報道が少なすぎます。
なぜマスコミは川内原発を訪問し、本当に安全に運転しているのか報告すべきでしょう。またこの機におよん で、なぜ川内原発の運転を停止しないのか?なぜマスコミはそのあたりを調査し、追求しないのでしょうか?
5)中央構造線のほど近くに川内原発(鹿児島県)と伊方原発(愛媛県)があります。福島第1原子力発電の原発 災害の経験をしています。川内原発は「免震棟」もないようです。万が1の事故があった場合の対応は不安で す。
まして地震や噴火と連動した被害が出て場合、九州全体が壊滅する可能性もありますから。ただちに運転を 停止すべきでしょう。そういう報道が全くされていません。
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