四国塗料組合が開催されました
今日は久しぶりに「ぬるい風」でシニア・ヨットクラブとしては海の散帆へ行くべきなんですが、会社が属している組合の四国大会ゆえにそうも行きません。まして会合の中の講演会(西やんが講師)ですので、午後1時集合で準備をしておりました。
午後2時から組合の会合はスタート。最初に角四国支部長が挨拶し、各県の理事長が近況報告しました。景気動向は各県とも「可もなく不可もなく」だそうです。地味な業界なんですね。
続いて中央本部の宮原専務理事が、「平成27年度塗料販売店の経営調査報告」と今後の需要動向について講演をされました。
四国のブロック報告同様に全国的にも「ぼちぼち」なようです。ただ規模の大きな販売店が打ち上げを伸ばしているに対して、規模の小さな販売店は販売が低下しているという厳しい状況も報告されました。
新しい需要動向としましては、内壁用塗料が需要があるとのことでした。日本の場合は98%はビニールクロス仕上げですが、欧米は逆に9割が塗装仕上げ。それは家屋の流通が中古住宅中心で買主が自分で塗装してリフォームするからだそうです。
日本でも住宅の寿命が延びる傾向にあり、市場は間違いなく拡大するだろうとの事でした。
そして講演会に入りました。私の方から地域防災活動を皆さんもしてください。マスコミ情報は2次3次情報です。自分たちが地域で動けば本物の情報が得られます。
また大災害が起きようともお客様は「待ってはくれません」。トヨタは5日しか待ってはくれないのです。東北の事例でもやっとの思いで3年4年かけて社屋と工場を再建したものの、得意先がその間に他社に奪われる事例が数多いからです。何らかの事前対策が必要です。と申し上げました。
西田政雄さんのほうからは、四国四県の被害予想想定と、その場合どうするのかの実践的なアドバイスがありました。「廃業もBCPのうち」という説明に参加者は驚きながらも納得されていました。
昨年の岡村眞先生の講演は、「南海トラフ地震とは?」の概要説明でした。西田さんの場合は「その場合、どうやって会社を存続させるのか」の実務編でした。講演会も好評でした。参加者一同感服しておりました。
西やんには感謝です。懇親会終了後、皆は2次会へ行きました。わたしは父(96歳)が体調不良なので、とぼとぼと雨の中歩いて戻りました。
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