ユニバーサルな社会について考え込みました。
和食 七福の座敷と対応について
2016年2月28日(日曜日)お昼は超高齢の両親(父96歳・母90歳)と家内と、息子も一緒に5人でクラウンパレス・ホテルの2階の和食レストラン七福で会食をしました。父は慢性腎不全で要支援2.母は認知症で介護3です。2人ともなんとか2歩足で自力歩行は出来ます。
まず車から降りることが両親とも足腰が弱くなりつつあるので案外大変。降ろすのに時間がかかりました。タワー・パーキングなので、後続車が何台もおると焦ります。こういう場合は駐車場係りの人も乗降を手伝ってもらいたいもの。
移動は徒歩とエレベーター。あらかじめ2階の七福は予約してありゆっくり出来ます。和室ですが椅子席を予約していました。ところが靴を脱いで畳の上へ上がらないといけない。
靴を脱ぐのに、父はいったん座敷へ座ると、今度は立ち上がるのに往生しました。父や母の体を抱え込み引っ張り上げないと立ち上がれません。段差が15センチで実に中途半端。高齢者は1度座り込むと立ち上がることが困難です。思い知りました。
近くに手摺もなにもありませんから、介助しないと父は自力で立ち上がることができませんでした。
食事はめいめいが好きなものを頼みました。和定食ですね。結構多くの食材があり、美味しかったです。この部屋を改造したばかりと言うことで、食後のコーヒーをサービスしていただきました。
食事が終わって靴を履かせることがまたまた大変。部屋に会った椅子を靴脱ぎ場へ持ち出し、父を椅子に座らせ、先に靴を履かせました。立っては履かすよりは安定性があります。通路も凸凹していて、すり足で歩く父には危険でした。手を繋いで歩きました。
高齢化社会といいます。足腰の弱い高齢者も多いと思います。ホテル側もユニバーサルな施設の在り方を、高齢者や障害者の意見も聞いてきちんと勉強し対応してもらいないものです。実に不便でしんどかったです。料理は美味しかったですが、超高齢の両親の対応に追われ精神的にしんどかったです。なんとか無事に帰れました。
高知にはユニバーサルな施設のホテルはありませんね。またこちらが困っているのに職員が協力をしてくれるホテルは皆無ですね。恐らく職員研修(高齢者の介助・障害者の介助など)もしていません。黒服の男性職員もおろおろするだけ。これでは高齢化社会に対応しているとは到底言えませんね。改善するようにお願いします。
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