何故住宅復興に時間がかあkるのでしょうか?
なぜこれほど日本は住宅の復興が遅く時間がかかるのか。その理由を学者たちの論文を探したが見つけられない。
仙台空港から名取市閖上(ゆりあげ)まで載せていただいたタクシー運転手さんが「堤防の建設は早いが、家はいっこうに建たない。順序が逆だろう。」と言われていたことが全くの正論。
フォーラムやシンポジウムとやらで気の利いたことを発言したところでなにも現状がかわっていません。学識者の皆さん方は何をしているんでしょうか?
昨年石巻で合流した室井研二さん(名古屋大准教授)は、やたら高台や盛り土建設に時間がかかり、まちの復旧が遅い日本の現実を嘆かれていました。
「インドネシアの大津波で甚大な被害を受けたアチェは、今や何事もなかったのように街が出来ています。まず街が復興しなければいけないと思う。」と言われました。防災分野でも日本は先進国でもないのではないかと思いますね。日本の事例が世界をリードするなんてことはないと思うようになりました。
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