雨のうだつマルシェでした。
徳島県三好市池田町の脇幹人さんとは、1989年の野外コンサート以来の交流の歴史があります。2013年からは武川修士さんとの繋がりも出来ました。「もしもの災害の時の疎開を前提とした交流」も含め、2016年2月19日は、横田政道さん、吉本豊道さん、荒木三芳さん、矢野さん(土佐市・宇佐町)と西村健一の5人で、うだつマルシェへ車で来ました。
南岸低気圧の影響で朝から四国地方は雨。時折強く降ります。池田ICを降りて三好市総合体育館駐車場に車を置き、無料送迎バスにてJR阿波池田駅まで送迎いただきました。
駅前通りのアーケードを歩いていますと、若い女性たちの踊り子グループがダンスをしておりました。阿波銀行池田支店からの本町通りは、うだつマルシェが開催されている道路です。昔ながらの古い家屋の前に、軒先でユニークな店が出店しています。
たばこ資料館前で、「たばこせんべい」を買いました。また吉本豊道さんは、キセルで煙草を吸う体験をされておられました。
辛いこんにゃく加工品を横田政道さんが購入されていました。政海旅館前にカフェ・ピッコロの小谷鐡穂さんが香川県まんのう町から出店されていました。予約していた燻製チーズと自家製ジャムを購入しました。横田政道さんが、浮体構造物について考案者の小谷さんと意見交換をされていました。皆がカフェピッコロの燻製とジャムを購入し、取り置いていただいて、近くの柳生貸衣裳店の三階で上映される「蔦監督―高校野球を変えた男の真実」(蔦哲一郎監督作品)を皆で観賞しました。
既に満席で立ち見で見ました。監督で蔦文也監督の孫の蔦哲一郎氏が挨拶されました。「皆さんがイメージされている蔦監督の印象とは異なる姿が見れると思います。祖母の姿が多く写されています。」とのこと。
映画は2時間と立ち見で見るのは辛いものがありましたが、蔦文也監督は、「教育者」だったんだということがよくわかりました。学生野球から学徒出陣。特攻隊で終戦。社会人野球からプロ野球へ行くも1年でとん挫。池田高校の教員になり野球部に関わります。蔦文也氏にしても甲子園大会へ出場するのに20年はかかったといいます。
爽やかイレブンで準優勝。そして畠山―水野という超高校級の投手を擁して甲子園2連覇して池田高校の野球を全国に知らしめました。1992年に引退され、2002年に逝去されました。生涯は良いも悪いも教育者だったと思いました。清原選手がもし池田高校に在学しており蔦監督の指導を受けていたら、今のようにはならなかったでしょうね。映画を見ていてそう思いました。
映画を終わったらお昼時に。雨が生憎強く降っており、屋外の飲食ブースは屋根がないので、飲食が出来ません。アーケード街の飲食店は何処も満席で入店できずじまい。
四国酒祭り会場でお酒は試飲だけで販売されないと言うことで、酒店で父と息子のために地酒を購入しました。運転手なので試飲は出来ません。
泣く泣く池田本町を後にして、昼食は池田町の国造沿いのレストラン・ウエノで食べました。牛丼定食は880円でしたが美味しかったです。ウエノは精肉店でもあるんですね。蔦監督も良く食べていたとか聞きました。
午後2時半位に撤収。高知へ戻ると雨が上がっていました。「震災5年目のまちびらき」のシンポジウムに行かれていました、大崎修二さんと井若和久さん(美波町)が来訪いただきました。大変いい講演会であったと聞きました。
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