岸田康彦さんの体験記が掲載されていました。
2016年1月12日の「いのぐ」「高知新聞1面の昭和南海地震の記録⑩」は、現在二葉町在住の岸田康彦さんの体験記が、掲載されています。
当時15歳の中学生であった岸田康彦さんは、家は傾いたが無事に脱出。隣家の家は倒壊。屋根から隣人を救出し、浸水が始まったので、近くの昭和小学校へ避難したと聞きました。
浸水は長期間に及び、籠城は年を超え2月近くまでおられたとか。
「船で進駐軍が水と食料を運んで来てくれました。」と岸田さんから聞きました。
当時より高知市下知地区は市街化し、建物が密集しています。一方で行政側の消防や自衛隊の「救援力」は、マンパワーが絶対的に現状では足りません。将来も増加するめどがないのが現実ですね。厳しい現実をあらためて感じました。
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