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2016年1月27日 (水)

高知市防災講演会へ行きました。

 2016年1月24日は午後1時半からの「高知市防災講演会」(主催高知市災害対策部・防災政策課)に行っておりました。
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 最初に門吉高知市災害対策部部長が「今日は防災活動報告として、地域と一体となって防災活動を行っている旭中学からの報告があります。続いての講演は、明治大学危機管理研究センター中林一樹特任教授での「事前復興から考える防災まちづくり」です。事前復興という考え方を傾聴下さい。」と述べられました。
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 旭中学の防災ボランティアの生徒たちが、活動報告をしました。まちづくり子供ファンドで供与資金を活用して校区に津波避難所案内看板を8カ所設置したこと。

 自分たちで勉強会をやり、中学校校舎を活用し、避難所運営訓練をしたり、地域の人達との¥交流を行い、防災MAPも独自に作成し、地域に配布したことなどが報告されました。若い人たちの真摯な活動には敬服します。

 「事前復興から考える防災まちづくり 自助がなければ公助も復興もない」と言うテーマで中林一樹氏の講演を聴講しました。内容は多彩で分量が多く、90分の講演でも語りきれない多くの情報が盛り込まれていました。
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 主旨は「復興まちづくりと、防災まちづくりは同じである。」「日ごろから、どのようなまちづくりを目指していたのか。進めていたのか」が問われます。

「助ける人がたくさんいる生活できる まちづくりを目ざそう。」ということです。
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 東京都の事例では、葛飾区では「事前復興計画」を提唱し、行政職員と地域住民が一緒になって取り組まれて成果をあげていることが紹介されました。

 とかく日本の場合は、「災害が起こってから手厚い国の災害復興事業」があります。起きてから復興事業をやるコストよりも、事前に減災対策をして都市や地域の社会基盤や家屋などが破壊されなようにすればコストは遥かに安くなるはずです。でもなかなかそうはなりません。
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 講義対象者は、自治体の職員のように思いました。何度も「ことが起こってからの対応では地域は再建できない。事前に地域コミュニティを大事にして事前復興をしないといけない。」と言われていました。
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 高知市下知地区は、昨年度から内閣府の地区防災計画にエントリーし、そのなかで「事前復興計画」を検討しています。今後検討しているなかで、中林氏の豊富な行政への関与と経験が役に立つのではないかと思いました。


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