避難所とペットの扱いについて
地震を何とかやり過ごし、浸水が始まる前に、下知地域の指定避難所である下知コミュニティ・センターへ住民各位がたどり着きました。浸水解消には、最短で50日はかかるとのこと。「あり得ない」と思います。長期浸水状態になるでしょう。
水に囲まれ籠城が強いられます。その場合、犬や猫をペットとして飼い家族同様に暮らされている人たちが、避難所へ来られた場合はどうすればいいのか?大変難しい問題です。
現在のところは、「ペットは部屋の中へは入れない。」「屋上で独自のスペースをこしらえる」程度のことしか判断できません。この問題も事前に検討しないといけないと思います。
週刊現代9月19日号は「ペットを飼ったら胃がんになる」「そのキスが命取り」「家族にもうつる」「子供は特に菌に弱い」とあります。記事の中にもこう記述されたいました。
「3・11のように、震災や災害があった場合、避難所にはペットを連れてはいけません。それは動物が苦手な人やアレルギーがある人がいるからです。ただ、これまではマナーを守って、ある程度の節度があれば、一緒に連れて行ってもいいのではないかと思っていました。
でも感染するとなるとなると、話は別ですね。他人にもし感染させたら大変なことになってしまいます。そういう意味では普段からもう少し慎重にならないとおけないのかもそれません」(P170)とあります。
狭い建物にひしめいての避難所では、ペットを連れての避難は無理ではないでしょうか。下知地域が想定している近隣の五台山では、屋外の小山ですのでペットとの同伴避難は可能でしょう。
五台山の横田政道さんにより散策の記事です。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-d4f6.html
下知地域では避難所のあり方も再検討しています。
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