両親の足取りでは津波の避難は難しい
2015年7月26日(日曜日)の午前10時過ぎに自宅を両親(父96歳・母89歳)と徒歩で出発しました。目的は下知コミュニティ・センター4階多目的室で開催されます若松町自主防災会の映画会への参加です。
父は杖を突いての歩行で歩く速度が遅い。母は脊椎間狭窄症と言う腰痛で、歩いては止まり、歩いては止まりの状態。自宅から下知コミュニティ・センターまで200M程度ですが10分かかりました。
1階ロビーで水分補給して、一段落して階段を上り4階まで行きました。やはり階段昇降は時間がかかりました。10分かかりました。
高知市下知地域は、高知市の資料では南海トラフ巨大地震発生後、第1波の津波が30分後に来るとの予想です。震度6強の地震があり、落ち着くまでの10分ぐらいかかります。道路が今日のように平滑であったとして、自宅から下知コミュニティ・センター4階まで20分かかります。津波に追いつかれてしまいます。
やはり高齢者の避難場所は、自宅から50メートル以内に設置しないといけないですね。とにかく揺れに耐えている高い建物にはすぐに階段を上がり逃げること。それが海抜0メートル地域で生きのびる条件なんです。
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