国土強靭化のためには原発の廃炉を
岩波新書「復興災害 阪神淡路大震災と東日本大震災」(塩崎賢明・著)の184Pから185Pの記述においてこう述べています。
「大地震の回数[最近100年間に発生した死者1000人以上の地震)と原発の個数を、国土面積当たりで比較すれば、日本の(地震×原発の指数は38・09で世界のどの国(原発保有国)よりも数百倍ないし、無限大の危険性をかかえている。」
「狭い国土で地震の多いこの国では、国土を安全で強靭にするには原発をゼロにするしかないのである。」
いつから日本人は「自分さえよければほかの事はしらない」というエゴ丸出しになっていまったのでしょうか?ニュースで鹿児島県の川内原発が近く再稼働するというニュースがありました。とても考えられないことです。国土強靱化と原発再稼働は矛盾するものです。地震大国、火山、大国日本では原発の再稼働はもはや無理です。
九州は活火山が多く、カルデラ大噴火した地域でもあります。原発を稼働させれば核廃棄物が出ます。それを地下に埋めるのでしょうか?10万年後の人類が宝物ではないかと掘り出すかもしれません。
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