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2015年4月12日 (日)

下知地域住民が飲料水確保に真剣な理由について


1)地域全体が高齢化している。高齢者が3日分の飲料水を背負って、もよりにある津波避難ビルの4階まで駆け上がることはとても難しい。

2)地域には低層の木造住宅(2階以下)が多い。飲料水や食料の自宅備蓄は難しい。

3)南海トラフ巨大地震での、最大被害想定では、地域の地盤は2M沈下し、3Mの津波がはいってくる。最大5Mの浸水が予想されています。2階建て以下の木造家屋はその場合浮き上がり瓦礫になる。

4)地域全体が長期浸水区域になる。条件がいい場合(南海地震単独・耐震堤防が完成・排水ポンプなどが機能して、県外から排水ポンプ車を総動員して、高知県の想定では最短13日で排水との事。実際はそれ以上に長期浸水する可能であります。

5)食料は米や保存食量の備蓄でなんとかなる(1週間分)が、飲料水だけは、備蓄がしにくいのでたちまち困るのです。
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高知市市街地の大半は水没し、ほとんどの市民はもよりの津波避難ビルや津波一時避難(退避)」場所に、駆け上がり「籠城」を余儀なくされると思われます。

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