市議会への請願を取り下げました。
昨年2014年12月5日に高知市議会に「耐震性非常用貯水槽の有効活用に関する請願」を提出していました。
南海トラフ巨大地震が起きれば、地盤沈下するために低地の下知地域を含め、弥右衛門や一宮。布師田、高須、五台山、潮江地区など13万人の市民が浸水被害を受けると想定されています。
地域防災会として高台のない下知地域では、津波避難ビル指定や、防災会指定の津波一時避難(退避)場所(地区指定避難ビル)を増やし、地域住民をいちはやく退避させる方策を検討協議してきました。下知地域は長期浸水状態になります。予想以上の長期籠城も想定されます。救助・救出のロードマップは未だに市当局からは明示されていません。
それで1番悩んでいたのは飲料水確保問題です。下知地域には木造低層住宅に多くの住民が住んでいます。当然自宅での飲料水の備蓄には限界があります。ビル所有者の善意で確保した津波一時避難(退避)ビルも備蓄スペースはなく、地域自主防災会の財政難もあり十分な飲料水が確保できていないのが現状です。
その折青柳公園地下に6000人分の飲料水が耐震貯水槽としてあることを知り、なんとか浸水時でも取り出せることはできないかと請願した次第です。
その後2015年2月5日に下知コミュニティ・センターにて、高知市水道局との意見交換会を行いました。その場で多様な意見が出ました。また水道局からも踏み込んだ方策もいくつか出されました。
3月5日には、若松町自主防災会会長の横田政道さんと下知減災連絡会西村健一副会長が高知市議会全会派を巡回し、取り下げの説明と地域での減災活動の支援を訴えておりました。
今後は市役所各部署や地域自主防災関係者と意見交換をより頻繁に行います。十分に協議したうえで6月市議会に請願を再提出する予定ですので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。
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