地域防災マップは役立つ情報の満載を
とにかく今回の高知市役所災害対策部の「小学校校区ごとの津波避難マップ」は実践には全く役に立たないしろものでしょう。
「とにかく高知市下知地域は揺れると同時に地盤沈下が始まるでしょう。強い3分近くの揺れ(震度6強から7)の最中に地盤が沈下するので、浸水が始まるでしょう。下水等から海水が溢れだし、地震後5分以内に近くの避難ビルへ駆け上がらないと下知の人達は溺死しますよ。
30分後に津波の第1波が来ます。想定どうりの地震なら地盤沈下と津波で下知地域は5Mの浸水となりますから。地震の時は建っておればどこのビルでも駆け上がらないと駄目です。遠い津波避難ビルは特に高齢者は避難できないので無意味です。」と高知大学の岡村眞特任教授は言われます。
「現実」を全く無視した高知市役所災害対策部幹部の「脳天気さ」には呆れるばかりです。事なかれ主義と市役所防衛の危機管理意識は「超一流」であり、市民の安心・安全には全く配慮がありません。
二葉町防災マップでは黄色の表示です。まともな市役所の地図(当初のもの)は「地区指定避難ビル」となっています。
1年間の地域でのワークショップでは左の地図になっていました。ところが莫大な税金を使用して全戸配布された地図には、全く表記されず、市役所認定の「津波避難ビル」が表示されているだけですね。
高知市役所災害対策部の幹部職員は「住民とのワークショップ」を全く無視した何の効果もない地図を作成し、配布しました
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