坂本茂雄さんの「県政かわら版」
下知減災連絡会事務局長で、一緒に地域防災活動をしている坂本茂雄さんは高知県議会議員。「県政かわら版 初冬号」を持参いただきました。
内容は9月定例会の報告が中心になっています。代表質問をされておられ、「被災者生活再建支援制度の充実を」と「地区防災計画策定へ支援を」という項目に注目しました。
特に「地区防災計画」については、「計画策定段階からの住民参加」を前提とした意見交換会をすべきです。高知の事情や地元事情を全く知らない学識者と県庁職員がなどが「無責任な地区計画」など策定するのは、全くナンセンスです。
2年前の「南海地震浸水予想」が県当局により公表されて以来、高知市下知地域の土地価格は下落し、実質売買がなくなりました。市民各位は低地の下知地域の土地建物を路線価格で売却し、その代金で高台地域への移転は実質不可能になったのです。にもかかわらず税金はしっかりと課税されています。
坂本茂雄さんは、そうした地域住民の声を代弁されて県議会で県執行部の姿勢を正してこられました。
県議会の合間に「県政意見交換会」や「県政かわら版」を実施し、発行されてきました。報告会も会報すら発行しない地方議員が多い中では、真摯に報告されています。今回の「県政かわらばん」にて県議会の様子がよくわかりました。
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