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2014年10月 7日 (火)

下知地域内連係協議会が発足します


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 高知市の中心はりまや橋から東へ1キロ。昭和小学校校区を中心に高知市下知(しもじ)地域はあります。9400世帯2万人が居住し、働き学んでいます。

 都市化が進展し、伝統的な共同体機能が喪失している高知市の多くの市街地。福祉ケアも地域防災も子供たちの防犯・安全も、地域の文化と歴史の探訪も、まちづくりや商業の振興も、健全な地域社会があればこそはじめて可能です。そのために「地域内の情報を共有化する」ことが必要であると思いました。意識しないと発想や行動が「縦割り的」になり、「福祉は福祉」「防犯は防犯」「防災は防災だけ」の付き合いだけになり、同じ地域で他の団体やグループが何をされているのか無関心になりがちです。

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 下知地域には大きな伝統的な神社や寺院はありません。昔から地域を繋ぐ神社・仏閣のお祭りはありません。マンションを中心に新規の住民も増加し、一方で高齢化も進展し、地域のつながりをこしらえることがものすごく困難になっています。

 かつて高知市下知地域は、職住近接時代があり、昭和小学校を中心に、少年野球や町内会、消防分団などが活発に活動していた時期がありました。しかし15年ぐらい前から町内対抗運動会も開催できなくなり、地域の担い手は減少しました。従来型のコミュニティとは異なる観点で、地域のつながりを再生できないだろうか。まずいろんな立場や分野の人たちが集まって、お互いに自己紹介しながら、各分野の人達の活動領域を知ることから始めました。

 
 立場の異なる、世代の異なる下知地域の人たちが集まり、2月から下知地域内連携協議会準備・研究会としてスタートし相手の立場を尊重した意見交換を行いながら、情報を共有し楽しい交流事業が出来ないだろうか。5月から下知地域内連携協議会準備会として意見交換を積み重ねてまいりました。そういう想いで下知地域の多様な立場の皆様の参加した準備会の意見交換のなかで承認され、このたび下知地域内連係協議会を結成することになりました。
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 先行している高知市内の地域内連係協議会である土佐山、浦戸、布師田地域とは下知地域の社会基盤が根底的に異なるために、先行参考事例にはなりません。

 多くの地域内で活動されている団体やグループにお声掛けをし、設立趣旨を説明し、準備会の会合へも来ていただきまして参加登録いただきました。

 下知町内会連合会や下知減災連絡会、下知地区人権啓発委員会、下知地域社会福祉協議会、下知民生児童委員協議会、昭和小学校PTA,下知各地の町内会、自主防災会、昭和校区交通安全会議、下知歩こう会、ちより保育園、常磐保育所、高知銀行下知支店、四国銀行下知支店、ツバメガス、シネマ四国、藁工ミュージアム、高知県庁生協介護福祉センター、下知歩こう会、ナンコクスーパー下知店、丸池公民館、等の団体が加盟いただきました。(現在も増加中)

 団体へ入っていないグループや個人も参加しています。防災・福祉・文化・まちづくり・企業活動の分野でそれぞれ「部会」や「サロン」をこしらえお互い持っている情報を披露し、情報の共有化を図りたいと思います。
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 市街地の「地域内連係協議会」の発足は初めてであると思います。2014年10月8日に「下知地域内連係協議会」は発足いたします。

 私が結成を強く意識しましたのは、下知地域は海抜0メートルで海に隣接。南海トラフ巨大地震が起きれば甚大な被害が出る地域に住んでいます。大震災が起きる前から、下知地域の「復興プラン」を議論すべきではないのか。それは1995年の阪神大震災で甚大な被害を受けた神戸市長田区鷹取東町内会のリーダー石井弘利さんから強く言われました
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「南海地震が来ることがわかっている。ならばどうやってまちを復興するのか。そうすれば安心・安全な街を再興できるのか。それを今から行政も交えてまちづくり検討会をこしらえないといかん」と言われたことがありました。

 またわたしは95歳の慢性腎不全の父と88歳の認知症の母と同居し、在宅ケアをしています。超高齢者であればあるほど、地域とのつながりが大事であることが家族としてわかります。大事なことです。福祉分野で言われている「となり三軒両隣」のことも必要であると思います。

 まちづくりが継続するためには、常に面白いことがなければなりません。会長予定者の国見俊介さんは、「昭和秋の感謝祭」や「のれん33番地スタンプラリー」などの地域イベントを企画し運営されてきました。既成の地域の団体より若い世代を束ねていられます。
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 今まで地域内で交流がなかった人達を集め交流をし、一緒に地域の行事をこしらえ盛り上げることができれば、下知地域は面白い街になるそう確信しました。国見さんにお声掛けし、準備会の世話人を一緒にやってきました。

 楽しい下知地域にするために、異論があり立場の異なる人たちのご意見にお互いが傾聴し、認め合いながら行動していくべきです。そうなるでしょう。

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