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2014年10月30日 (木)

第3回防災連続セミナー


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 西田政雄さん(防災寺小屋塾頭)による「第3回防災連続セミナー」は、2014年10月29日、下知コミュ二ィ・センターで開催されました。今回のテーマは「無線機の使い方とマナー」です。
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 セミナーでは西田政雄さんが、交流している神戸市長田区鷹取地域の人達と一緒に、2004年の新潟中越地震の「罹災10周年慰霊祭」へ参加された様子の報告がありました。山古志村(現長岡市)全域が罹災し、大規模な深層崩壊や、川が土砂でせき止められ浸水被害にあったかつての罹災地を訪ね、当時の村長であった長島忠美衆議院議員や錦鯉養殖業者の田中さん達にも再開され,旧交を温められていました。
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 罹災当時全村避難を強いられた山古志村地域は10年経過し復興しています。しかし2100人の人口が、1100人になったそうです。棚田風景の美しい風光明媚な地域ですが、厳しい過疎の現実があるようでした。
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 「無線機の使い方とマナー」については、事例を紹介したわかりやすい解説をしていただきました。「携帯電話は便利な通信手段ですが、基地局のアンテナと、地下ケーブルが被害を受けたら使い物になりません」「大災害時は行政の回線を優先し、民間通話を制限するので、まずつながらないです。」
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 それでアマチュア無線(要免許)、市民ラジオ・パーソナル無線・館員デジタル業務無線(登録が必要)と、特定小電力無線(簡易型トランシーバー)があります。
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 特定小電力無線を活用した情報伝達訓練は、今年二葉町自主防災会でも下知減災連絡会でもやりました。町内での通話は支障がありませんでしたが、電車どうりを渡った通話となると支障が出ました。
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 西田政雄さんは、「高層マンションなどを中継局にして、各自主防災会の通信を集約し、下知コミュ二ティ・センターへ繋ぐ」方式がいいと提案されました。それは良い考えであると思いました。
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 また少出力のミニFM(コミュニティFMよりまだ小さいエリアを対象としたFM放送局)をこしらえる方法もあると提案いただきました。検討の余地があると思います。
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 10月18日―19日に実施されました「丸山台サバイバル・キャンプ」の様子も一部紹介されました。次回の防災連続セミナーのテーマは「避難生活に備えて」です。

 2014年11月26日(水曜日)に開催される予定です。11月8日・9日は、下知コミュニティ・センターを活用した「避難所開設訓練」も実施されます。様々なノウハウが出し合いが出来ることでしょう。

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