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2014年8月

2014年8月31日 (日)

情報伝達訓練をしました


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 2014年8月31日(日曜日)。二葉町自主防災会の防災リーダー各位は、午前9時に下知コミュニティ・センター1階ロビーに集合しました。荒木三芳副会長がてきぱきと指示していました。防災リーダー各位は各班の近くの二葉町自主防災会が指定した「津波一時避難(退避)場所」へ駆け上がり、下知コミュニティ・センター屋上に待機する荒木副会長に携帯トランシーバーで情報伝達する訓練をしました。
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 もよりの津波一時避難(退避)場所からの交信はおおむね良好でした。下知コミュニティ・センター屋上にいますと、二葉町内各所の津波一時避難(退避場所)のベランダや階段部とは交信が可能であることが確認できました。
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 続いて下知減災連絡会所属の各自主防災会と下知コミュニティ・センター屋上におられる坂本茂雄事務局長との情報伝達訓練を行いました。参加した自主防災会は二葉町自主防災会、若松町自主防災会、知寄町二・三丁目自主防災会、セラビィ21知寄町自主防災会、サーパス知寄町1自主防災会、アルファステイツ知寄町1自主防災会です。
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 各自主防災会内部での情報伝達が済んだ自主防災会と坂本事務局長が交信しました。屋上や共用部位に移動していただいての交信でした。5つの自主防災会との交信は出来ました。屋上では感度良好。部屋へ入るとやや雑音がいりますが、会話は可能でした。
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 距離が1キロ離れ、電車通り(国道33号線)北側のアルファステイツ知寄町1は、雑音で聞こえませんでした。どうやって相互通信できるようにするのか今後の課題です。

2014年8月30日 (土)

防災連続セミナー(1回目)のテキストと映像

 2014年8月27日に開催されました 「防災連続セミナー 自助力を高めよう 講師西田政雄氏(防災寺小屋塾頭)」(下知コミュニティ・センター防災部会主催)のテキストと映像を掲載いたします。

 映像です。 http://video.fc2.com/content/20140829Dd9GcCQL

 大変内容の濃厚な講演会でした。次回は9月24日(水曜日)の開催予定です。

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連続セミナーの今後の予定です。

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2014年8月29日 (金)

防災連続セミナーが開始しました


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 「防災連続セミナー 自助力を高めよう 講師西田政雄氏(防災寺小屋塾頭)」(下知コミュニティ・センター防災部会主催)が、2014年8月27日から始まりました。40人の参加者がありました。
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 今回のテーマは「大規模災害時の食料と水」です。
 よく災害時に言われている救出の時間に「72時間」とありますが、それは人間は72時間水を飲まなければ、脱水症状を起こし、生存の可能性が著しく低下するという現実から導かれています。

 西田政雄さんは市販されている飲料水などもいいんですが、身近にあるもので飲料水の備蓄を意識すべきであると言われました。

「水道水でも冬場は1か月。夏場なら3日から1週間は保存は可能。ペットボトルをよく洗い、飲み口まで満タンに水を入れ、暗冷所で保管することです。」

「水洗トイレのタンクにも12L程度飲料水はあります。1人1日3Lの飲料水は必要とされています。トイレのタンクで4人家族1日分の飲料水は確保できます。ブルーレッドなどは入れないほうがいいですね、」

「ご近所にオール電化のお宅があれば仲良くしておきましょう。エコキュートなどの大型湯沸かし器のなかには300Lから500Lの飲料水が入っていますから。」

 次に西田政雄さんは、濁り水を簡便にろ過する実験をしていただきました。
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「防災機器展などで販売されているろ過装置は15万程度します。逆浸透式の浄化装置や簡易ろ過装置、粉末除菌剤などで7万円程度で、同じ性能を発揮する簡易ろ過装置が出来ます。」と言われ、江ノ口川の水や、炭が入っている水のろ過の実験をされました。

 次に保存食材の話をされました。家庭にある保存食材(米・粉類・乾麺・缶詰・冷凍食品・塩・醤油・粉末だし)などの日用食材を使用して、干し米や兵糧丸などが手軽にできます。
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 市販のアルファ米なども良いでしょうが、1食300円程度かかりますし、保存食の作り方を知っておくことは大事です。
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 アメリカで開発された「アークスリー」という保存食材と水のセットの紹介もありました。沖縄のお菓子の「ちんすこう」のような味の食材。アメリカの旅客機には常備されているようです。

 アークスリー  http://item.rakuten.co.jp/bousaikan/420001/(楽天)

2014年8月28日 (木)

現状では自主防災活動で怪我をしたり命を落としても補償はないです。

 高知市の消防団員をしている知人に聞きました。消防団員は火災現場へ駆けつけ消火活動をしますが、その際怪我をしてもちゃんと保険が掛けられていて、死亡したら多額の見舞金が出るように聞きました。

 一方地域防災の一翼を担うと期待されている自主防災会。現状では南海地震が起きて、ご近所の人達を救助しようとして怪我をしたり、死亡しても消防団員のような補償は全くありません。無保険状態なのです。

 損害保険に詳しい知人に「自主防災会メンバーを対象とした傷害保険はありませんか?なければこしらえることは難しいのでしょうか?」と聞いてみました。

 回答は「全国市長会市民総合賠償保障保険というものがありますよ。そのなかでおそらく自主防災会の活動もカバーされているのでは」との回答を得られました。

 全国市長会市民総合賠償保障保険(奈良市の事例))

 http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1244454343983/index.html

 全国の市町村が加盟をしていますが、補償内容が「ボランティア活動」や、防災訓練時の事故などに限られていて、実際の地震や津波での活動は「補償対象外」と明記されているのです。

 例として取り上げました奈良市の場合も「対象外」と書かれています。

■ 補償の対象とならない事故

* 該当行事等に参加するための往復途上の事故
* 給付対象者の故意
* 死亡給付金を受けとるべき者の故意
* 給付対象者の自殺行為、犯罪行為
* 給付対象者の酒酔い状態での事故、又は無資格運転による事故
* 給付対象者の脳疾患、疾病又は心神喪失によるもの
* 大気汚染、水質汚濁の環境汚染
* 地震、噴火または津波
* 医学的他覚所見のないけい部症候群(いわゆる「むちうち症」)や腰痛
  ---など

 ではなぜ自治体は「自助」「共助」「公助」を言い「自助が7割・共助が2割・公助は1割です。」などと無責任極まりないことを言うのでしょうか?

 公助(行政)の2倍も(共助)が担うべきであると行政側は日頃公言するのに、防災活動をする自主防災会の構成員の「身の安全」「傷害保険」については何の手立てもしていません。全く無責任極まりない。社会的なケアする仕組みづくりが大事なのではないか。この件に関しては掛け声だけでなにもしないのが行政当局です。

 
 ちゃんと補償があると言うなら、具体的にそのしくみを解説いただきたいものであります。

2014年8月27日 (水)

自助力を高める防災連続セミナー

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 まずは自分で出来ることから始めることであると思います。
中越地震で交流のある旧山古志村や阪神大震災で交流のある長田区鷹取地区から実践的な経験を引出していただける西田政雄さん。

 連続4回の防災連続セミナーに是非ご参加ください。

2014年8月25日 (月)

大規模災害からどう自分の身を守ればいいのか?

 8月は連続災害の月になりました。上旬は高知県は大雨と台風上陸による被害。道路の崩落や農産物への被害、家屋の浸水が相次ぎました。後半は広島市での大規模土砂災害。大雨による大量の土砂が住宅地を襲い多くの人たちが亡くなりました。

 高知の場合は幸い人的被害は少ない状態でした。大雨が昼間の時間帯であり、防災行政も機能し、避難指示や避難勧告が報道機関や携帯のエリアメールなどで伝達されたこともあります。避難所開設などが適切に行われていました。
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 広島市の今回の大災害は大雨が真夜中の3時頃集中し、行政側が避難勧告を出したときは既に大規模土砂災害が起きた後でした。完全に防災行政が後手を踏みました。当日の夕方の雨の降りようでは、深夜の豪雨は予見できなかったと思います。

 となると住民各位が居住する地域特性を普段から把握し、「もしも」の時の対策を各人が立て、ご近所との連携を強めて声掛けを掛け合い、安全な場所を確保し、避難するしかありません。

 広島でもマンションの1階の住民が声を掛け合い、階上にいる住民と協力し、「垂直避難」して全員が助かった事例も報告されていました。
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 わが地域、海に近い海抜0メートル地帯の二葉町。予見できない大地震や津波は必ず起きる可能性はあります。現状で自主防災会として打てる手は打ちました。2007年当時11か所であった「津波一時避難(退避)場所ですが、今年2か所増え、なかった津波避難ビルも2か所出来、15か所に増えました。収容避難場所も出来ました。
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(作成中の2014年版の二葉町防災マップの原稿です。)

 携帯トランシーバーを二葉町各班の防災リーダーに配布し、説明会を8月22日にしました。ご近所で声を掛け合いながら近くの津波一時避難(退避)場所の上層部に避難し、町内災害本部となる下知コミュニティ・センターに詰めている防災会幹部との安否確認の情報伝達訓練をします。
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 最初はもたもたしますが、どこまで熟度を高めることが出来るのか。課題は多いです。

 わが街では近い将来大規模災害が起きる可能性があります。その時に慌てず、安全な場所に地域住民が即座退避することが出来るかどうか。

 8月27日から、下知コミュニティ・センターにて「防災連続セミナー・自助力を高めよう」(講師 西田政雄さん(防災寺小屋塾頭)を4回の予定で開催いたします。

 やはり適切な情報を集め、地域の特性を把握し、いざ災害時は「率先避難」をしなければならない。
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2014年8月22日 (金)

二葉町自主防災会・リーダー会が開催されました。

 2014年8月22日に、下知コミュニティ・センターにて、二葉町自主防災会のリーダー会が開催されました。

 今回は8月31日に行う「情報伝達訓練」の概要説明と、それに伴う携帯トランシーバーの説明を行いました。

 まず「二葉町防災マップ」の説明を西村情報班長がしました。「今年は7年ぶりに防災マップを作成します。前回より津波避難ビルが2か所、津波避難一時避難(退避)場所が2か所増え、二葉町には合計15か所に津波一時退避場所が出来ました。」
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 続いて荒木二葉町自主防災会副会長より、携帯トランシーバーの取り扱い説明がありました。携帯トランシーバーは町内各班の防災リーダーに配布されました。チャンネル合わせをしまして、ためしの通話をしあいっこしました。
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 楽しんでやることが大事です。無線機に詳しい若松町自主防災会会長の横田政道さんにも助太刀いただきました。

 それで今回の会合で決まりました。

1)8月31日は防災リーダーは携帯トランシーバーを持って、午前9時に下知コミュニティ・センター1階ロビーに集合すること。そして各班で決められた津波一時避難(退避)ビルに避難訓練を行います。安否確認の通話を本部の荒木副会長との間で交信します。

 「無事に避難し」「交信ができたら」下知コミュニティ・センターへもう1度集合して解散します。
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2014年8月17日 (日)

みなし仮設住宅政策の促進を

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 2014年8月15日の高知新聞1面の記事「災害時「みなし仮設」活用を」「空き家借り上げも 有識者会議提言」の記事には注目しています。

 提言では「災害で住宅を失った人たちの住宅確保に関する提言で、行政が提供する仮設住宅だけでなく、民間のアパートや全国的に増えている空き家を借り上げ、みなし仮設を活用すべきである。」と。

「家賃を直接被災者に支給する方式の検討を求めた。政府は災害救助法を含め、来年度以降の制度見直しを含めた検討を含める。」とのことでした。

 高知県危機管理部の南海トラフ巨大地震での全壊家屋の数は、15万3000棟とされています。高知県庁が確保できる仮設住宅は数万棟程度であると聞いています。

https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/010201/files/2013051500465/2013051500465_www_pref_kochi_lg_jp_uploaded_attachment_95424.pdf

 地震が来れば甚大な被害が出る高知市二葉町。地震による被害だけではなく、地盤沈下による地域全体の長期浸水の可能性も高い。何年も自宅に戻れない可能性が高い。

 それゆえ2011年6月より「疎開を前提とした仁淀川町との交流事業」を促進、お互いの地域住民同士が「顔の見える交流」を続けて来ました。しかし県も高知市も支援してくれない状態が続いています。

 せっかく仁淀川町の住居を借りることができましても、修繕費用の支援すらありません。

仁淀川町の空き家調査に行きました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-b57b.html

 普段は共同の避暑休養所として活用し、災害時には疎開して生活をする。
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 空き家も郡部に多く存在しています。多くは活用されず廃屋状態になっています。また賃貸アパートなども築10年を過ぎますと空き家率が高くなります。

 よい方式であると思います。高知県庁も高知市役所も真剣に検討いただきたい。そして私たちの交流事業も正当に評価いただき、正確に事態を掌握いただきたいものです。

2014年8月16日 (土)

知り合いのご活躍は喜ばしいです。


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国見俊介さんたちが、昭和小学校校区で子供たちを対象にされている「スタンプ・ラリー」が、2014年8月15日の高知新聞朝刊26面に記事が掲載されています。

 33店舗で「満願」だそうですが、今年は106店舗をすべて回ると宣言している子供たちもいるとか。面白い試みであると思います。
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東京へ「単身赴任中」の押岡大樹さん。2014年8月15日の高知新聞27面に、お母様(いなかのコンビニおしおかオーナー)と、奥様(野菜ソムリエ)が、仁淀川町「田村かぶ」の売り出しで大きく取り上げられています。

 私の住んでいる高知市二葉町と、仁淀川町は「疎開を前提とした交流事業」を展開しています。田村地区の皆さんにもお世話になっています。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/in-4869.html

 記事を書かれたのは前香南支局におられた谷川剛章さんです。

2014年8月15日 (金)

二葉町の危険な「魔の交差点」

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 高知市二葉町4番地の2か所の交差点が危険です。青柳公園西角の交差点。坂本茂雄さんの事務所前。2014年8月13日に交差点で衝突した2台の車が事務所左側の花壇に衝突しました。

 坂本茂雄さんの事務所前にまたも車が突っ込みました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-7545.html

 2014年3月7日にも同じ交差点で衝突事故があり、坂本茂雄さんの事務所の西側の花壇を破壊していました。

 坂本事務所前の事故の検証(その2)

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-9c34.html#_ga=1.55595939.9658279.1360797269

 この交差点は幅の広い道路にセンターラインがありますが、「とまれ」の表示と標識があります。幅の狭い南北側の道路には短い距離に信号があります。狭い道路のほうが優先ですが、事故の多くは電車通り(国道32号線)と並行して走る道路は、西方面に56号線への「抜け道」になっているので、交通量は多い。
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 周辺に昭和小学校があり児童の通学路になっている。南国スーパーもあるので周辺住民の生活道路でもあります。「抜け道」を徐行せずに突っ走るビジターの車による事故が多いのです。

 同様の事故は、この交差点から150メートル西側の交差点も同じ。ラーメン店角の交差点も事故多発地点。民家の塀に「とまれ」の表示やミラーも設置されています。
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 この二葉町の2つの交差点は「魔の交差点」と言えます。赤・黄色の点滅信号などの設置が必要です。県警の対応が注目です。

2014年8月13日 (水)

坂本茂雄さんの事務所前にまたも車が突っ込みました

1度あることは2度あるものです

 下知減災連絡会の事務局長である坂本茂雄さん。またも事務所に車が突っ込みました。

 今日の午前中に高知市二葉町4-14にある青柳公園西の坂本茂雄さんの事務所東側の花壇に隣接する交差点で衝突した車2台が突っ込んできたそうです。
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 幸い車は東側の花壇の囲いのレンガ壁で防御。事務所におられた坂本茂雄さんはご無事でした。事故時点では知人との電話中で大きな音で驚かれたとか。
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 事務所東側から南国スーパー方面から来た乗用車と、電車道から南進しようとした乗用車が交差点で衝突。2台が坂本茂雄さんの事務所脇の花壇に激突したようです。
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 現場は裏道ですが、電車通り(国道33号線)の1本南側に並行して走る道路。交差点に信号はありません。この道路は信号がないため、西にある国道56号線への抜け道になっていまして、交通量は意外に多い。
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 前回も2014年3月7日にも同じ交差点で同様の事故があり、その時は事務所に西側の花壇が破壊されました。建物の所有者が花壇を修理した後に、今回の交差点での衝突事故が発生しました。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-9c34.html

(坂本事務所前の事故の検証(その2)

 坂本茂雄さんは「3月に続いて今年で2回目。現場の写真を持参し、今日高知県警を訪ね、善処策を早急にお願いしてきます。この現場付近は昭和小学校の通学路です。人の集まる南国スーパーにも近い。人の巻き込み事故も考えられますので、早急な改善策が必要です。」と言われていました。
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(わたしの事務所から車で出かける時は、必ず通過する交差点。見通しが悪く緊張が強いられる場所であります。)

 私も車で出かけ時は、常に利用している道路です。10年ほど前にはわたしがこの交差点の北50メートルで電車道で前の道路で後ろから右折してきた車に追突されたことがあります。とにかく危険な箇所です。

 重大事故にならないうちにスムーズな改善が必要ですね。

2014年8月11日 (月)

「南海トラフ巨大地震 歴史・科学・社会」を読んで

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 「南海トラフ巨大地震 歴史・科学・社会」(石橋克彦・著・岩波書店・・2014年3月刊)を下知市民図書館で借りて読みました。

 筆者は東京大学理学部物理学専攻の科学者ですが、大地震に関しては、有史以来の古文書や、言い伝え、社会的な背景から考察しようと言う姿勢があり、市井の市民が讀んでも読みやすい。

 これを読むと大阪は軟弱地盤と低地ゆえに、1707年の宝永地震と185年おの安政地震で津波の河川の遡上で大小の船舶が橋に激突し破壊され、多くの人たちが犠牲になっています。

 地質的条件や歴史を全く無視し、大阪維新の会とやらが、「大阪都構想」なるものを公表し、まじに実現しようとしていますが、300万人の大阪市民を危険に追いやるだけでなく、経済のさらなる集中は関西経済にも地震で壊滅的な打撃を与える愚策と言えますね。

 筆者は防災行政の在り方にも問題があると指摘しています。

「災害対策基本法のもと、防災基本計画(中央防災会議が作成)の下位に市町村地域防災計画、という構造がある。

 防災行政としては必要な仕組みなのだろうが、これらの枠組みが強すぎると、住民から見た場合、「偉い専門家がむずかしい科学で決めた」震災像が上から与えられ、行政に主導されて避難訓練に参加するような受け身の姿勢、「他人事態」が生じかねない。」

「(中略)可能な地域では、住民が地元の古記録・遺跡・伝承などに親しんで過去の震災・津波を実感し、古い地名や地形やボーリングデータから土地の成り立ち、条件を親しんで、過学んで、それらの科学的解説も聴きながら将来の地震・津波をみずから思い描くと言うような活動を強化してはどうだろうか。」(P184)

 この考え方を実行することは、かつて先人が「南海地震の津波の碑」に刻んだ戒めを追体験することであり、新たな地震や津波に対する住民としての備えを強化することになります。」

 現在日本の地震研究と対策の危うさを筆者は「阪神・淡路大震災を契機にして1995年に発足した地震本部は、行政施策に直結すべき地震調査研究を政府として一元的に推進することをうたっており、その延長上に被害想定がある。

 しかしこの構造は、未知の探求を使命として常に成長途上にある自然科学が、丸裸のままで直接行政施策の土台にされているわけで、社会にとっても地震科学にとっても最善とはいえない。」(P185)

 「最新の科学的知見に基づき」とか「想定外をなくすという観点から最大限の地震・津波をが発生した場合の被害を取りまとめたもの」と言われると完璧そうに見えるが、実はそうでない場合もあるでしょう。想定外のことは常に起こりえる。

そういう場合この発想は常に思考停止状態になりかねないでしょう。

 また筆者は「巨大な危険施設ー原子力発電所とリニア中央新幹線」を危険極まりない施設だから取りやめるべきであるとはっきり言っています。

「地震列島の原発は安全性の確認ができない。」(P187)という。

 その理由は「原発に重大な影響を与える地震動や津波をすべて予測することはできないからである。」(P188)

 安倍首相は「安全性をしっかり確認」などは無意味な呪文であると筆者は言い切っています。新規制規準なるものもいい加減であり、ちっとも厳しくない。しかも「周辺住民の生命・健康を守る緊急時対応が実際に可能な原発は現在ひとつもない。したがって、日本の原発の安全性は全く保証できないのである。」(P189)

 また「浜岡原発と「伊方原発の再稼働は無謀」(P190)とも追われています。

「計算上大丈夫だからとって巨大地震の震源域の真上で原発を運転するの常軌を逸している。南海トラフ巨大地震では。3・11地震と同様に揺れの時間が長く、短周期強震動で配管の支持金具などが損傷した後に、長周期強震動が長く続く。また直後から大余震が頻発するが、浜岡直下ということもありうる。」(191)

「3号機が再稼働に向けて、新基準適合性に係る審査」を受けており、やがて合格しそうだと言う。だが伊方も南海トラフ巨大地震の震源域の上にあるといってよく、ここで原発を運転するのは無謀なことである。」(P191)

 原発は電力の安定供給性に優れていると言われていますが、南海トラフ巨大地震を中核とする大地震活動期にあっては、事故を起こさないまでも緊急停止が繰り返され、安全点検の繰り返しで稼働できなくなるのではないでしょうか。

 地震列島日本では、原子力発電は無用の長物であり、大地震では危険極まりない存在であるからです。

 「リニア新幹線」に至っては、言語道断の暴挙であり愚か。全線80%のトンネル工事で出る莫大な土をどうするのか。自然破壊になる。地盤の極めて弱い3大都市圏をより経済や人口を集中させる仕組みは、地震対策に逆行するものであるからだと著者は言う。最もであるとおもいます。

 南海トラフ巨大地震対策を突き詰めますと、経済至上主義からの脱却を促し、地域間の格差を是正し、人間本来の豊かさを取り戻すことが、減災対策になるのではないかと思うようになりました。

 有史以来何度も約100年おきに南海地震に四国は襲われてきました。生産力の低い貧しい時代でしたが、その都度先祖は再興してきました。しかし都市化が進み土地など自然豊かな場所から離れて生活している都市生活者は極めて災害にはか弱い存在ではないか。

 思い付きと偶然で始まった「仁淀川町と二葉町との交流事業」は、都市部と中山間部との交流の新たな展開を生み出すかもしれないと確信しました。
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 仁淀川町と二葉町の交流事業

 http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/cat43975382/index.html

 
 先入観や絶望にとらわれない南海地震対策をこれからもしていこうと決意しました。
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2014年8月10日 (日)

台風は高知県安芸市付近へ上陸去りました

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 台風は午前7時前に高知県安芸市付近へ上陸。四国を縦断し、昼前に兵庫県赤穂市付近へ上陸しました。今回は完全な雨台風でした。

 しかし近くを通過したので暴風雨が荒れ狂い、ゴーヤさんなどは痛めつけられていました。
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2014年8月 9日 (土)

8月9日の午前中に下知コミュニティ・センターへ行きました。


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 2014年8月9日、午前8時20分過ぎに、堀川を確認、水門は開いていて平常な様子です。鏡川も見ましたが、水位は正常にちかく、護岸のテトラも露出している状態でした。先週の状況とは異なっています。
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(低地の二葉町ですが.平常そのものです。)

 下知コミュニティ・センターへ行きました。今日は下知市民図書館は閉館との表示です。市の2人が昨夜は避難所を開設し、泊り込みをされておられてそうです。3階の部屋を見せていただきました。
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 3階A室は「情報室」ということで、電源がある場合はTV視聴が可能です。
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 和室もあります。
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 3Cの部屋は図書室からお座り用のマットを3枚敷いています。直床よりはよりは快適そうです。
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 午前9時40分過ぎに1人避難される方が来られました。飲料水や食料などは持ってきていないようでした。
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(下知市民図書館は閉館しています。)


 台風が遅く、上陸するとすれば明日の朝4時頃か。ちょうど大潮の時間帯なのでそれが心配ですね。条件が許せば泊り込みで、様子を観察しようかと思います。11月の避難訓練の予行演習になるからです。
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2014年8月 8日 (金)

8月の二葉町資源・不燃物ステーションと台風11号


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 雨が心配でしたが、午前6時から始まった8月の二葉町内会の資源・不燃物ステーション。荒木副会長の指導の下、当番の各班の班長さんたちが「仕分け」をされていました。
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 今回はそれほど持って行くものは多くはありません。電卓と台車の取っ手が折れたのでそに破片。ビン類と缶類が少々です。
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 西の空を眺めると不気味な感じですね。動きの遅い大型台風11号。のろのろと北上中。明日・明後日の四国は大荒れになるでしょう。今日は台風対策ですね。

 日本近海に接近しても海水温が高いので、6月の台風のように急激に勢力が衰えることはありませんね。厳重な警戒が必要です。

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<08日05時の実況>
大きさ -
強さ 強い
存在地域 奄美大島の南東約250km
中心位置 北緯 27度00分(27.0度)
東経 131度30分(131.5度)
進行方向、速さ 北 10km/h(6kt)
中心気圧 945hPa
中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
最大瞬間風速 55m/s(105kt)
25m/s以上の暴風域 南東側 200km(110NM)
北西側 150km(80NM)
15m/s以上の強風域 東側 560km(300NM)
西側 390km(210NM)

2014年8月 7日 (木)

第4回地域連携協議会準備会が開催されました


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 2014年8月6日(水曜)に、午後6時半より下知コミュニティ・センターにて、「第4回下知地域内連係協議会準備会」が開催されました。24人が出席され、真摯な意見交換と審議が行われました。

 伝統的な農村型コミュニティが存在しない下知地域。住工混在型の市街化地域で半世紀前から居住していた住民と、分譲型、賃貸型高層住宅に居住する住民との交流は、子弟を通じた学校での保護者活動や最近の減災活動以外では疎遠でした。

 2月から下知地域に関わりのある団体、グループ、企業、NPOや個人にお声掛けし「下知地域内連係協議会・準備研究会」を3回開催し、出席メンバーの同意を得て「準備会」へ移行しました。今回で4回目の準備会になります。今回は具体的な提案がありました。

提案された議題は3つありました。

1)設立時期について

2)会議の意味について

3)下知地域内連係協議会規約(案)です。
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1)の設立時期については、「せっかく今盛り上がっているので、10月設立でいかがだろうか」と言う提案が、世話人から出されました。参加者から反対意見は出ることはなく全会一致で賛同されました。

2)の会議の意味については、言葉の定義をきちんとしました。「総会」は年に1回の頻度。事業計画と予算案の決定をする。「役員会」は随時開催され、総会の議題の検討や部会から出された案を審議し、決定を行う。
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 「代表者会」は、各地域内の団体の代表者で構成され、団体間の活動内容や地域内連係協議会と取り組みなどの情報の共有化を行います。

 「部会」は、取り組みたい分野の事業計画を検討し、役員会に出す。賛同が得られたら実行委員会形式で事業を推進。「昭和秋の感謝祭・部会」や「映画じんじん上映会部会」などが考えられます。

 「サロン」は、下知関係者ならだれでも参加できる。月に1度開催する。地域内参加者連携協議会の参加者同士の交流や親睦になることを目的とする。

 ことが説明され、賛同が得られました。

3)の「規約」については、たくさんの意見が出ました。
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「賛助会員という仕組みをつくればどうだろうか。資金を集める方策にもなります。」

「事務局という言い方に統一したほうが良いと思います。」

「反社会団体やマルチ商法の関係者の排除も明文化すべきではないか。」

「賞罰規定も必要である。」

「会計年度は4月1日から3月31日とし、事業年度は11月スタートで翌年10月末締めでもよいのではないか」

「地域内の団体などには、もれなく情報を提供すべきです。」

「次回の会合(9月10日)までに、各団体に案内する折に、参加の意思を確認すべきではないか。」

「途中からの参加もありでいいのでは。」

「最初から細密まで詰めるという方法もあるだろうが、修正すべきことが出れば、その都度直せばよいと思う。」

 という前向きな意見が多数出されました。次回の会合では規約の修正案が出されます。

 「一言で説明できる会の名称や標語の必要性がある」ということを参加者全員が確認して会合は終了しました。

 次回の「第5回下知地域内連携協議会」は、9月10日(水曜)に、下知コミュニティ・センターで、午後6時半から開催されます。

2014年8月 5日 (火)

高知市の平野部は避難勧告は解除に

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 2014年8月5日午前10時に、高知市16万世帯・32万高知市民に出されていた「避難勧告」は、平野部の地区は解除になりました。しかし高知市の山間部の土佐山・鏡地区、重倉地区などは依然として継続中です。

 昼前後に閉鎖されていた高知自動車道路(高速道路)がようやく通行できるようになりました。2日半閉鎖されていました。しかし国道32号線と、JRは不通です。

 午後3時すぎに高知駅へ行きました。不通とバスの代替え運行の掲示がありました。まだまだ全県下的には危機は脱していません。
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 今週末は大型台風11号の影響が出て来るようですね。警戒が必要ですね。

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2014年8月 4日 (月)

依然として大雨の高知県

 2014年8月4日はお見舞いのメールや電話が朝から相次ぎました。事情をご存じない県内外の皆様にとりましては、「高知市全世帯16万、32万市民に避難勧告」や、市街地の浸水風景、鏡川河川敷の水没風景を画像で見せられれば、「高知市全体が水没」「まして海抜0メートル地帯の二葉町が無事であろう筈はない。」と思われるのは当然です。
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 時間雨量が77ミリ以上降る時間が短かったことと、停電にもならなかったので、雨水処理装置と排水ポンプ場がフル稼働していただいたお蔭様で、下知地域の二葉町は浸水しませんでした。
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(排水ポンプ場のおかげです。)

 しかし朝8時には「土砂災害発生の危険性」のエリアメールが受信され、防災行政無線でも同様のことが言われ、大雨洪水警報も解除されていません。避難勧告も解除されていません。

 午前11時に堀川水門を観察に。水門は開いています。鏡川も観察。昨日の同時刻より2M位水位は低め。河川敷の1部が現れていました。
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 下知コミュニティ・センターへも行きましたが、すでに避難所は閉鎖され、予定どうりに定休日になっていました。昨日避難された方もご帰宅されたのでしょう。」詳細はわかりません。
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 近所の建材屋さんには香川県から資材を積んだトラックが。聞くと32号線が駄目だったので、愛媛県西条市経由、本川ーいの町経由で来られたそうです。
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 南海上には大型台風11号が北上中。朝鮮半島には台風12号から変わった熱帯低気圧が居座り、強い太平洋高気圧が頑張っていて、気圧配置は変わりません。この気圧配置が変化しない限り、四国の大雨は止みません。
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2014年8月 3日 (日)

雨は小やみになりつつあります


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 天気図の「構造」は未だにほとんど変化はありません。日本の中部までせり出した太平洋高気圧。南海上の強い台風11号。朝鮮半島周辺に停滞している台風11号です。強い雨雲は高知を離れつつあるようです。

 午後3時40分頃スーパーから戻り、堀川へ行きました。満潮を過ぎているので水位も下がり水門も開いていました。
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 鏡川ですが相変わらず濁流ですが、こちらも朝から言えば水位は下がっています。
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 下知コミュニティ・センターに来られた避難者の人は合計で9人でした。うち5人は少し休憩され自宅へ戻られました。ご高齢の人は畳の部屋では具合が悪く、親族の方が簡易ベットと布団を持参されていました。(そのあたりの備えはまるでない高知市の現状の避難施設です。)
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 雨が下火になったので避難所施設を閉鎖するかどうかの協議を高知市当局は午後6時から会議を開催し決めるとか。

 今日大雨対策で1日振り回されました。雑用を処理する予定ができなくなりました。

高知市全域に午前11時10分に避難勧告が出ました。


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 高知市内中心部を流れる鏡川が氾濫危険水位を超え、従流域に大雨が降っている関係で鏡ダムの放流が10時半から始まりました。

 雨は時に土砂降り、時に小雨ですが降りやみません。一時期トイレが使えない状況はいまは解消しています。二葉町は海抜0メートル地帯ですが、排水ポンプがフル稼働しているので、今のところ道路などは冠水していません。
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 堀川も朝10時50分頃は満潮が近いのか、水位が上がり。岸辺との差へ1メートル足らず。水門も閉まっています。
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 鏡川は「見たこともない」濁流が流れています。おそらく柳原などの河川敷は水没していることでしょう。
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 下知コミュニティ・センターへ行きました。11時前にセンター長と、市職員2人が駆けつけ、避難所を開設しました。2人が避難され和室でおられます。
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  下知コミュニティ・センター4階に防災無線があります。当番の市職員が来られてスイッチを入れました。
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 うちは3階なので今のところ自宅待機です。これからスーパーで買い出しに出かけます。買い出しに出かけて無事に戻りました。うちは籠城作戦です。一応3階建てなので。

高知県は大雨災害の可能性が出てきました。

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 2014年8月3日午前6時公表の気象庁の天気図。東海上に太平洋高気圧が居座り動かない。それゆえ台風12号は高気圧の縁に沿ってゆっくり北上。台風12号が、「吸い込み装置」になって、南海上からの暖かく湿った空気を吸い込んでいるようです。

 一方南海上の大型台風11号が、湿った暖かい空気の「供給装置」になっています。じわじわ北上しています。

 この大雨が1週間連続して降られて、大型台風に上陸されでもすれば、四国はたまりません。

 この気圧配置からしますと高知県と徳島県の山間部や山沿いの地域が大雨が降ります。当然河川の渦中息も洪水の可能性が高くなりますね。

 注意が必要です。

2014年8月 2日 (土)

「阿部物語」は凄すぎますね

 日本の現首相の「安倍」は常に民意を踏みじにるファスト宰相ですから「問題外」ですね。「あべ」でも、徳島県美波町阿部地区は、素晴らしい自主防災会活動をされています。

 2014年の7月30日に開催されました徳島県美波町自主防災会連合会と下知減災連絡会(二葉町自主防災会)の意見交換会の後に、阿部自主防災会のリーダーである瀬戸興宣さんに「阿部物語」をいただきました。

 「表題には 防災オリジナルプラン 阿部物語 -地震の後には津波が来るー 徳島県美波町阿部地区 阿部自主防災会」とあります。
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 表紙の写真は海へ繰り出す神輿です。海は恵みの場でもあり、時に津波が襲うところでもあるということがわかりました。

 驚いたことに阿部地区が自主防災会を立ち上げたのは平成24年1月1日です。歴史は浅いが、この「阿部物語」を読みますと凄いことを手早く行い、津波対策をやりきっています。

「行政を頼らず自分で避難路をこしらえた」こと。なにせ阿部地区は南海トラフ巨大地震が発生した場合、震源地が近いので、津波襲来までわずか12分しかありません。

「当地は自然災害の少ない所は、永年津波には縁のない所との認識で、何の対策もしていなかったこと。全国にさきがけて徳島県が出した南海トラフの巨大地震では起きる津波の暫定浸水予測では、阿部港が最大20・2mと県下最大との発表があり、晴天の霹靂、まさに全国最悪の地のような意識があった。」
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 ここまでは良くある話。ここからの考え方と行動が違いますね。

「過去の津波対策が何もないことが幸いしてか、今回独自に考えたことがすんなり住民に受け入れられれ、住民のほぼ全員の津波認識が統一出来た。千年に一度の津波があるなら、昭和南海地震程度の経験は寧ろ「その程度か?」になり防災活動の足並みを乱す要因となりかねない。」

「すべての事業は自主防災会がリードして表に立ち、交渉時も住民側の事業として行う為に、地権者への補償金問題もスムーズに行える。行政に事業を丸投げすることなく、その事業に協賛し資金の紹介や事務手続き、材料の提供等を担当してもらい、共同作戦が効果的である。特筆するなら地権者にも有利な組み立てがポイントと言える。」

「積極的にモデル事業を引き受け、徳島県、美波町の防災事業を当地で展開する形式をとり、県や町の予算を活用している。県関係でも各分野で防災予算があるので津波減災、道路、地滑り、林務、保健福祉等の繋がりも町役場防災担当者を窓口に活用する。他地域のサンプルとして事業の展開は事業が優先され、次々に話が入ってくる。」

「一番高い津波は全国最悪イメージではあるが、1番だからメディアが対応してきたので、2番ならこのようにはならなかったと言える。やるなら特異な活動をすべきである。

 頻繁にマスメディアが地域に入ることで、人間関係も一段と進み、防災以外でも地域の情報発信ができた。二次的にこれらの情報を見た関係者から、次の事業がまた持ち込まれ、次から次へと事業が膨らんで行った。」
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 長々と引用しましたが、行政事業の「さきがけ地域」の役目を果たしながら、地域のコミュニティづくりもうまくやっていますね。

 高知市二葉町の場合は、行政側の対応は極めて鈍くて、ぬるい。特に「仁淀川町と二葉町との交流事業」などは先駆的な事業であると思われるが、なぜか高知市も高知県庁も「とても冷淡」ですね。「見て見ぬふりを」していますから。そのあたりは安倍地区自主防災課は上手ですね。

 参考 「仁淀川町と二葉町の交流事業」

 http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/cat43975382/index.html

 後は自主防災会の組織はフラットで、皆が地域のリーダーになっていますね。「地域活動にさほど協力的ではない」人を、「率先避難者」(1番先に逃げる人)に指名し、「それなりに役割を果たしてもらう」ようにすることは上手です。

 防災用品や食料備蓄にも独自のノウハウでやっているようです。

 *各家庭の不用品で防災用品に転用できるものは、譲り受ける。

 *スポンサーを見つけ協力をいただく。住民負担はかけない。

 *お米や燃料も防災倉庫で預かり管理する。備蓄になる。

 *あつまらないもののみ、自前で購入する。

 面白い発想は以下の表現に現れていますね。

「悲観的な事業であるが、楽観的に楽しみながら事業を進め、事が起きなければこれは幸いしたたことはないと考える。」

「想定外のことが次から次へと起きる昨今,どこにいても安全な地域はないと言っても過言ではないが、一度事が起こっても安心して対応が出来る地域づくりは出来る。」

「防災事業で地域の活性化も夢ではないことを実証する。」

 阿部地区自主防災会の発想や実践に学ぶべき点は多いですね。じっくりとお話する時間がなくて残念です。

 徳島県の津波災害警戒区域指定の取り組みには注目です。

 http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-a9ed.html

2014年8月 1日 (金)

栄養バランスに配慮した保存食材を試食しました。


 2014年7月31日は、罹災時に調理の際に水を殆ど使用せず鹿肉、清潔で、栄養バランスのとれた食材を、100%高知県産の食材を使用して、開発された人たちがいました。

 5月頃地元市議会議員の高木妙さんのご紹介で面談しました。高知大学大学院農学専攻修士課程小林智子さんでした。

「災害罹災地では、食材の支援も行われますが、どうしても野菜類が不足し、栄養バランスが取れないために、体調を崩される人たちも多いと聞いています。多くの支援で炊き出しが始めると罹災者の皆様は元気になりますが、その炊き出しのレベルも一定ではなくばらつきがあります。」

「最初から災害を想定し、栄養バランスのとれた食材をフリーズ・ドライ方式で製造し、二葉町自主防災会や下知減災連絡会の関係者の皆さんに試食していただき、感想を聞かせていただきたい。」との熱い思いを傾聴しました。

 その後メールで小林さんとやりとりをしました。大学関係者で議論し、試食したとの経過報告も聞いていました。何回かのやり取りの中で、食材は100%高知県産のものを使用し、害獣である鹿肉を使用した保存食を開発されているとのことでした。
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 そして7月31日は、下知減災連絡会と二葉町自主防災会の会長である森宏さんの調理場をお借りして、模擬炊き出し方式で食材を温めました。
(下知コミュニティ・センター屋上にもLPガスユニットはあります。今回は試食がメインですので、森会長の厨房でお湯を沸かしていただきました。
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 お米はポリエチレンの袋を2重にしお米を2合入れ、水も2合入れ、口を手で縛ります。沸騰したお鍋に水を入れ、袋を入れて20分つけておきます。20分経過したら鍋から上げて10分間置きます。蒸らし工程のようです。
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 今回は「鹿肉カレー」でした。小林さんによれば、食材は高知県産のナス、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎがたっぷり入っています。鹿肉の臭みを取るために生姜を使用したり、砂糖や醤油も使用しました。とのことでした。
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 食材を一旦冷凍し、乾燥させるという「フリーズ・ドライ方式」でカレーを加工されたようです。3人前約150gが、袋に入れられ、真空包装されています。1年間は常温で大丈夫という事です。

 カレーは沸騰したお湯に袋を切って、入れてかき混ぜます。とても簡単です。

 試食はコミュニティ・センターに場所を変えて行いました。ご飯を袋から取り出して、そのままお皿に盛りつけます。カレーは鍋からご飯の入っているお皿にかけます。そして関係者で試食してみました。
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「鹿肉の臭みは感じません。栄養バランスが取れた良い食材であると思う。」

「カレーと言われますと味付けが甘いかなとも思います。」

「鹿肉もミンチ状になっていて言われないとわかりません。むしろ栄養価が高いがローカロリーでヘルシーな食材であつことを強調したほうが良いと思う。」

「普段はカレーは食べないほうですが、率直に美味しいと思う。」

「今回ご飯が少し硬めだったので、きちんと炊飯できれば美味しく食べれたと思う。」

 おかわりする人も出てつくられたカレーは完食しました。

 一方開発者の小林さんも悩みがありました。

「高知県下の食品製造業者をあたりましたが、フリーズドライができる機械を持っている企業がないようです。今回は試験機で製造してみましたが、12人前をこしらえるのが精一杯です。
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 何百人分となると大型のフリーズドライ製造機が必要です。高知県下に持っている事業者がいないことが残念です。」

「今回の真空包装で1年。缶詰にすれば5年は大丈夫です。」

 大変良い構想であると思いました。実際に鹿肉カレー食べました。美味しかったです。野菜がたっぷり入っていますので、栄養バランスが取れた食材であると思います。

 昨年下知減災連絡会と下知コミュニティ・センター防災部会と合同で、昨年11月24日に防災炊き出し訓練でカレー・ライスを皆でこしらえました。調理室のない部屋で10数人で野菜の皮をむき、細かく切りました。ガス釜でご飯も炊きました。

 あの大変さがわかっているだけに、清潔な環境で調理済の栄養バランスの取れたフリーズドライでこしらえる常温で長期間保存できる食材が出来たら、防災対策でも心強い限りです。

 実現するためには多くの障害物があるでしょうが、なんとか実用化していただきたいと真底思いました。
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