映画じんじんの試写会に行きました
「絵本の里」で有名な北海道剣淵町。その雄大な自然を背景に町の人達と、東京から農業研修に来た女子高校生との交流が1つの軸になっていました。
主人公の大道芸人の銀三郎が、離婚した時に、6歳の娘とその後は会えずじまい。偶然剣淵町で出会うが、銀三郎は最初はわからなかった。不器用な男で生活能力0の男故に妻に捨てられ、当時絵本の読み聞かせをしていた娘とは10年以上も会っていない。
銀三郎が子供の時に近所の婆さんに聞いた昔話を音になっても忘れないように、成長し高校生になった娘も、父親の絵本の読み聞かせ体験を忘れてはいなかった。
剣淵町の絵本コンクールに応募すると豪語した銀三郎ですが、別れた元妻に「これ以上家庭を乱さないように」と言われ、娘との約束の絵本コンクールに参加もしないことに。
しかししっかりと手作りの絵本は描いていた。「あんたのために描いた絵本だ。6歳の時に中断した話の続きが描いてある。俺は父親の資格はない。今の父親に心を開いてくれ。」という場面では涙ぐんでいました。
北海道の自然。剣淵町の人達のおおらかさ。絵本の読み聞かせの与える影響力の大きさ。一筋縄ではいかない映画でした。
試写会は広報が足りず、30人の参加でした。でも下知地域内連係協議会・準備会の世話人の国見俊介さんは「地元の人達と一緒に、こうした感動的な映画を見る体験こそ貴重です。この気持を活かして、10月17日は、より多くの下知地域の人達に見ていただきたい。」と言われました。まさにそのとうりであると思います。
親子の絆や、地域のつながりの大切さを、絵本の読み聞かせを通じて表現された、映画でした。是非観賞をお薦めします。
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