避難所生活と備え
1月24日は下知コミュニティ・センターにて「避難所生活と備え」(講師・西田政雄氏)の講演会が中宝永町自主防災会主催で開催されました。防災問題に関心の高い市民20人が参加しました。
学者や行政職員の防災講演会と異なり、西やん(西田政雄氏・防災寺小屋主宰)は、綺麗ごとではなく、生活者目線での本音の実態に即した講演会です。
罹災者の立場として救援物資で何が1番ありががいと言いますと、タオルであったと言われました。罹災者心理としていくら洗濯してあると言っても一度でも着用した古着は着たくはない。それより体を拭いたりするためのタオルが必需品であるとの指摘がありました。
これは防災への備えとしての教訓としても大事ですね。
なんでもかんでも避難施設への移動ではなく、家が無事であれば籠城もありかなと西田さんは言われます。米と水と塩があれば1週間は大丈夫ですから。
避難所の運営は行政任せにすると総じて「平等・公平・公正」が表へ出て実態に対応できない場合が多い。それゆえ「早期に住民側で避難所運営評議会をこしらえ、行政側と連絡を密にして運営すべきでしょう。」との提案をされました。
今年下知コミュニティ・センターで「宿泊・避難所開設訓練」をするので参考になりました。
遺体安置所も場所をとるので大問題とか。浸水エリアが広い高知市なので、場所がないようです。
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