過密な日程の地域防災活動
10月31日から始まる地域防災防災活動の「講習会・講演会・炊き出し訓練」など。それに加え高知市役所の「下知津波避難計画策定協議作業」(第1回目11月17日予定)も入って来ます。
ざっと見ただけでも、10月31日(講習会)、11月3日(昭和秋の感謝祭)、5日(講演会)。8日(講演会)、15日(講習会)、17日(下知津波避難計画策定協議作業)、24日(防災炊き出し訓練)、12月5日(講演会)、12月6日(講習会)、26年1月24日(講習会)とあります。
11月3日の「昭和秋の感謝祭」では、仁淀川町と二葉町との共同出店で仁淀川町の物産の販売を予定しています。
今は予定にはありませんが二葉町自主防災会で、リーダー・役員会も11月に開催する必要性があります。「3回目の防災世帯調査の実施」が津波避難経路の策定になるからです。
市役所の自主防災会の交付金の支給開始が10月末からで、決算が来年1月半ばであり、年末の時期をはずしていますので、過密な日程となりました。
これ以外に有識者の視察や報道機関の取材や、一般財団法人主催の懇談会出席などもあります。多忙を極めますが、これも「社会の必要性」ということで対応していくほかはないと思います。
それだけ高知市下知地域(二葉町)での生存は、南海トラフ巨大地震が起きた場合は困難であると思うからです。
« 東京五輪会場・選手村は地震で壊滅に? | トップページ | 防災部会と下知減災連絡会の合同会議が開催されました。 »
「二葉町自主防災会行事」カテゴリの記事
- 今日で5月もお終い。梅雨は続くいつまでも(2023.05.31)
- お守りカードはいいですね。(2023.04.22)
- 真摯な若者たちとの意見交換が楽しみ(2023.04.21)
- 混戦の高知市議選(2023.04.19)
- 防災の先進地・今治市防災士会の行事案内です(2023.04.09)
「防災炊き出し訓練」カテゴリの記事
- 高知市災害ボランティアネットワーク会議(2023.06.02)
- 防災の先進地・今治市防災士会の行事案内です(2023.04.09)
- 防災3DAYが終わって・・・(2023.02.14)
- 2022年二葉町・若松町総合防災訓練について(2022.11.07)
- 二葉町防災新聞・2022年10月号その1(2022.10.05)
「研修会・講習会」カテゴリの記事
- 温井恵美子さん防災講演会(2023.05.20)
- 時間が後ろへ飛んでいきます。振り落とされないようにします。(2023.05.19)
- 教育の場での避難訓練は必要(2023.04.24)
- カツオ船の絆 防災でも(2023.03.19)
- 事前復興計画の要は住宅確保だ!(2023.03.06)
「自主防災会同士の交流」カテゴリの記事
- 真摯な若者たちとの意見交換が楽しみ(2023.04.21)
- 防災の先進地・今治市防災士会の行事案内です(2023.04.09)
- 防災爺の独り言(2023.03.23)
- 防災3DAYが終わって・・・(2023.02.14)
- 自主防災会事例発表会(2023.01.27)
「窓ガラス飛散防止講習会」カテゴリの記事
- 浦戸防災倉庫の備蓄飲料水をいただきました。(2022.03.26)
- 家具転倒防止・ガラス飛散防止セミナー(2013.11.01)
- 防災部会と下知減災連絡会の合同会議が開催されました。(2013.10.18)
- 過密な日程の地域防災活動(2013.10.17)
- 秋の講演・講習会・炊き出し訓練の予定について(2013.10.02)
「防災世帯調査」カテゴリの記事
- 二葉町防災新聞・紙媒体(2023.05.26)
- 時間が後ろへ飛んでいきます。振り落とされないようにします。(2023.05.19)
- 防災爺の独り言(2023.03.23)
- 防災3DAYが終わって・・・(2023.02.14)
- 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科の皆様との意見交換会(2023.01.13)
「仁淀川町ー二葉町との交流事業」カテゴリの記事
- 「誰が国語力を殺すのか」を読んで(2023.06.07)
- 二葉町防災新聞・紙媒体(2023.05.26)
- 時間が後ろへ飛んでいきます。振り落とされないようにします。(2023.05.19)
- 真摯な若者たちとの意見交換が楽しみ(2023.04.21)
- 混戦の高知市議選(2023.04.19)
「二葉町町内会」カテゴリの記事
- 「誰が国語力を殺すのか」を読んで(2023.06.07)
- 二葉町防災新聞・紙媒体(2023.05.26)
- 下知コミュニティセンター運営委員会総会 懇親会(2023.05.25)
- 皆様自制いただきました。(2023.05.06)
- 住民を信じたいです。(2023.05.03)
「下知減災連絡会」カテゴリの記事
- 「誰が国語力を殺すのか」を読んで(2023.06.07)
- 下知コミュニティセンター運営委員会総会 懇親会(2023.05.25)
- 低投票率の中の激戦・高知市議選2023(2023.04.25)
- 教育の場での避難訓練は必要(2023.04.24)
- お守りカードはいいですね。(2023.04.22)
「下知コミュニティ・センター防災部会」カテゴリの記事
- 下知コミュニティセンター運営委員会総会 懇親会(2023.05.25)
- 時間が後ろへ飛んでいきます。振り落とされないようにします。(2023.05.19)
- 真摯な若者たちとの意見交換が楽しみ(2023.04.21)
- 地域代表の高木妙さんの出陣式(2023.04.16)
- 高木妙さん後援会特集号(2023.04.15)
コメント
« 東京五輪会場・選手村は地震で壊滅に? | トップページ | 防災部会と下知減災連絡会の合同会議が開催されました。 »
今年もよろしくお願い申し上げます。
防災危機管理アドバイザーの尾下と申します。
「災害の危機管理と防災体制の確立」
危機管理の基本は、災害のメカニズムを知り(knowinghazard)、弱いところを知り(knowingvulnerability)、対策を知ること(knowingcountermeasures)です。
防災体制の基本は自助・共助・公助です。しかし、住民は自助・共助・公助は1:2:7 だと思っています。実際は7:2:1 で、認識のギャップと行政任せの住人・個人が、災害対応を困難にしていると言っても過言ではありません。
一般的に、防災とは、災害の被害を未然に(完全に)防ぐための行動・施策・取り組みであり、一方、減災とは、自助・共助を基本に、災害や突発的事故などは完全には防げないという前提に立ち、被害を最小限に止めるため平時から対策に取り組み、一つの対策に頼るのではなく、小さな対策を積み重ね、「BCP(Business Continuity Plan)=事業継続計画」を、家庭に置き換えると、「FCP(Family Continuity Plan)=家族継続計画」積み重ね、訓練して、被害の最小化を図るソフト対策・人づくり重視のまちづくりを行うものです。
最近では、災害対応において「自助/共助/公助」の役割分担への理解の重要性が説かれています。災害は社会全体に影響を及ぼす事象であるために、その影響を受ける個人(企業)/地域/行政のそれぞれの役割を明確にし、お互いに補完し合う必要があります。大規模な災害であればあるほど、「国・行政が何とかしてくれるハズ」と、国民は期待しがちですが、公助にも限界があります。防災対策・災害対応においては、まず自らがその生命や財産を守るという考えが基本となっていると言えます。
かつて日本の地域社会では、困った時にお互いが助け合いの「向こう3軒両隣精神」がありました。しかし、近年「隣は何をする人ぞ」と、言われるように地域住民の付き合いは希薄な状況にあります。しかし、共助の活動を担うのは向こう3軒両隣の住民であり、自助と共助の間を埋める「近助」が重要な役割を果たすと考えられます。昔から「遠くの親戚より近くの他人」、「何かあった場合に頼りになるのはご近所さん」です。それには普段から顔の見えるお付き合いをし、身体が元気なうちは助けられる人から助ける人へ、守られる人から守る人へと立つ位置を替え、必要な時は見返りを求めず、「思いやりの心」と「オモテナシの心」で、地域や隣人を助ける、傍観者にならない心を持つことが大切です。災害時には、自助・共助・公助の3つの連携が円滑になればなるほど、災害対応力を高め、被害を最小限に抑えるとともに、早期の復旧・復興につながるものとなります。 安全・安心の社会の構築は、防災教育(共育)にあります。災害を知り、地域を知り、「災害を正しく恐れ」て、減災に取り組む人づくりの育成が重要です。つまり、「互教互学」の精神で、後世にしっかりと受け継いで行くことが我々に与えられた使命です。私は自戒し日々研鑽を重ねより一層鋭意努めて参ります。ご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
投稿: 危機管理アドバイザー尾下義男 | 2014年1月 3日 (金) 06時06分