仁淀川町宝来荘で”疎開体験”しました
今年初め二葉町自主防災会として、仁淀川町安居を訪問していました。季節の良い時期に再訪問を宝来荘の管理者である井上光夫さんと約束していました。
それで6月22日、23日の予定で、二葉町町内会長楠瀬繁三氏、副会長荒木三芳氏、直前会長西森俊一氏と私と4人で仁淀川町での「宿泊疎開体験」をしました。
二葉町自主防災会の顧問の西田政雄さんは、地元仁淀川町出身なので、何を置いても参加していただきました。西田政雄さんの左隣の女性は、わざわざ京都から駆けつけてきていただいた大川智船さん。京都大学 フィールド科学教育研究センター・森里海連環学プロジェクト支援室 技術補佐員の方です
宝来荘の近くに植えられたジャガイモの収穫をしました。鍬を借り、軍手でジャガイモを掘りました。このところの雨で土が柔らかくなっているので掘りやすかったです。
四葉のクローバーもジャガイモ畑の近くに群生して生えていました。
続いて車に乗り、井上光夫さんが「たとえばということで、仁淀川町の耕作放棄地と空き家の現状を少しだけ見てください。」と安居地区を案内いただきました。耕作放棄地は雑草が生い茂っています。空き家も人が住まなくなれば劣化が進行します。
偶然近くで作業をされておられた地元の方と、訪問した二葉町のメンバーと偶然つながりがあることが判明。お互い打ち解けた雰囲気に。「別宅」がわりに自分で建築したいう家屋を見学させていただきました。お風呂もありました。
宿泊予定のバンガローへ戻り。「疎開保険」(仮称)の検討にはいりました。
先行事例の鳥取県智頭町とNPO法人全国商店街まつづくり実行委員会の「安心安全パック」がありますが、二葉町の最悪の被害想定では、活用できないことが判明しました。
井上光夫さんのほうから、交流型事業の提案がされ、賛同が得られました。
「保険という具合にくくらず、交流型事業をいくつか行ってみたらどうだろうか。」
「空き家のリフォームをするかわりに空き家を疎開する場合に貸していただく交渉をするとか。地元交流型でやろう。」
「とりあえずスタートしてから、また考えましょう。下知地域での説明会などもやりましょう。」ということになりました。
話が一段落しますと交流会をしました。ざっくばらんに交流することはいいことです。収穫したジャガイモも早速湯がいて食べました。また鶏は地元区長さんが提供していただきました。美味しかったです。
翌朝は4時過ぎに起床し、バンガローから車で下のの宝来荘食堂へ行き、日本VSメキシコ戦を見ました。結果は1-2の惨敗。岡崎のシュートと川島がPKを防いだことぐらいが見どころの試合でした。
井上光夫さんの案内で宝来荘から歩いて飛龍の滝を目指しました。連日の雨で水量も多く、新緑と清流の美しさに癒されました。
その後椿山の天界集落を見学し、2日間の仁淀川町での「疎開体験」は終了しました。得られた事柄は後日まとめたいと思います。
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