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2013年5月31日 (金)

立体換地から学ぶ下知再生への道

 5月31日午後6時半から、下知コミュニティ・センターにて「立体換地から学ぶ下知再生への道」(防災部会講演会)が開催されました。講師は香南市長の清藤真司氏と副市長の野中明和氏です。総会シーズンでもあり、参加者確保には苦戦しました。それでも44人の参加者がありました。高知市議会議員が3人、県議会議員が1人、報道関係者が3人来ていただきました。

 総合司会は有光センター長が行っていただきました。
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 最初に清藤真司氏より講演がありました。
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「地震・津波から身を守る3原則があります。

1は、倒壊する建物にいないこと。怪我をしないこと。家具の固定、窓ガラスの飛散防止フィルム張りは当然。耐震補強工事をすることです。

 家屋の1部屋(寝室)だけでも耐震補強するべきですね。

2は、自分の命は自分で守る自覚。行政を頼らないことです。

3は 津波が来ないところで暮らす(高台移転)ですが、できなければ現在の居住地で立体換地して、地震に強い街づくりをすることです。

 5月15日に高知県が県独自の被害想定と対策を出しました。そのなかで耐震補強を100%にすると死者が激減するとありました。しかし現状は香南市で」
も古い民家で耐震補強が必要な家屋のうち耐震補強した家屋は2%程度です。

 県の職員は耐震補強工事の平均は170万程度であると言っていましたが、それは実際に工事した僅かな人たちの平均です。実際には500万円かかると言われ断念した人がたくさんいます。100%にするというのなら、補助金額も上積みする必要性がありますね。」

「家屋全体の耐震補強となると費用もかさみます。むしろ立方体構造の鉄骨を部屋の中に置き。そのなかで就寝するとか、家は倒壊しても自分は生きのびる工夫を皆で検討すべきです。

 香南市も沿岸部の吉川、赤岡、岸本、夜須の沿岸部は「亡所(ぼうしょ)なります。沿岸部と高台も同時に区画整地して、土地を生みだし販売する。移転費用を軽減させる。それを「ツイン型立体換地」です。香南市で実施しようと思っています。」と言われました。

 続いて野中副市長の講演が始まりました。
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「 一方下知地域の立体換地です。その前にどういう地域にすべきなのか?そこをみんなでよく話し合っていくべきです。

 ためにし二葉町のある区画をモデルに立体換地をしていただきました。

 そうなると地域の合意で高層ビルを建築します。下知での安心・安全)を担保するのは立体換地しかありません。
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 パワーポイントは、便利ですね。スクリーンに映る説明文章を読みながら、語ります。

 「どういう魅力ある街にするのか?」それが問題ですね。

 会場からの質問もありました。

 レベルの高い講演会でした。もっと有意義なことをお話されているとは思いますが、自分としてはここいらが精一杯ですね。

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