さあ「公助」の出番が来ましたよ
南海トラフ巨大地震の話題が毎日事欠かない。海抜0メートル地帯で、軟弱地盤で海に近い高知市二葉町は「絶望的な市街地」であります。土地建物の資産価値は0に等しいのですが、路線価に準じて固定資産税は住民は支払っており、私も含め善良な高知市民各位は県民税も市民税もきちんと支払っています。
4月に地域住民の待望の耐震性のある津波避難ビルが下知コミュニティセンターとして開所します。しかし二葉町には、大地震発生と同時に地盤が沈下し、浸水が始まるようなので、地域の津波避難ビルに指定されている下知コミュニティ・センターまで避難が困難と思われる二葉町の住民が数多くいます。
具体的には海に隣接している二葉町18番地、道路を隔てた17番地、県道五台山ー宝永町線から南側の二葉町13番地 14番地も該当地域です。
二葉町自主防災会と二葉町町内会とコーポシーロードの所有者との協議で、「二葉町・津波避難ビル」になっています。6階建てで屋上部には100人が待避できるスペースがあります。
18番地の住民が、コーポシーロードに避難しようにも、現状では道路を迂回するしかありません。1番良いのは現在梯子になっている箇所に、アルミ製の階段をつけることです。
近所の石川工務店で見積もりもとってみました。二葉町自主防災会としては、「独自の防災世帯調査」「独自の津波避難ビル指定」「仁淀川町との疎開を前提とした交流事業」「下知コミュニティ・センターへの防災備品や設備への提案」などを行って来ました。
つまりは「自助・共助」は、頑張ってやってきたと思います。
さあいよいよ「公助」の出番が来ました。高知市役所の防災部署の出番ですよ。期待しています。
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