防災まち歩きの下見で散歩(その1)
高知市下知地域の二葉町、若松町、青柳町、小倉町、丸池町、稲荷町を散歩しました。3月20日に下知減災連絡会主催の予定している「防災まち歩き」のコースの下見です。
まず二葉町の堀川水門。昨年高知県は耐震工事をしました。震度6強には耐えられるそうです。遠隔操作で水門は閉まると聞いています。
堀川北岸の高潮堤防。屏風のような薄さ。上部は40センチしか幅がありません。ところどころ亀裂が入り、割れ目から対岸が見える箇所もあります。こころもとない高潮堤防です。
その昔(つい30年ほど前迄)は、この岸壁は荷揚げ場でした、。関西方面からの荷物はこの岸壁に荷揚げされ、トラックで陸送されて居ました。逆に高知からの荷物は船に積み込まれていました。
青柳橋たもとに田内千鶴子さんの石碑があります。韓国の木浦市へ渡り、敗戦後、朝鮮戦争時に3000人の韓国の孤児を育てた人でした。
青柳橋北岸は耐震護岸工事が行われています。工事は2月の月末に完成予定。3月には通れます。
護岸の海抜は3・6メートル。市街地の青柳町はその下の低地に形成されています。
下知排水機場。ここを」耐震化し、電源も備えれば、浸水被害をかなり低下させることは出来るでしょう。長期浸水にはならないで済みますから役割は大きいですね。
スーパーフジ前の道路堤防は既に耐震護岸工事は終えています。堤防に矢板を2本打ち込んで、再度鉄筋で強化はしています。液状化対策をしているのではないでしょうか。
昭和の南海地震では土盛の葛島付近の堤防が崩壊し、地盤沈下した下知地域に海水が流れ込み長期浸水しました。
江の口水門。河川の護岸が1番高く、市街地はその下に形成されています。
今日の終点は稲荷町の青柳公園。広域公園ですが海抜マイナス0・1メートルと表示されています。
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