国道の海抜表示を普段から意識しましょう。
2桁の国道は国の直轄である。国道32号、国道56号線には最近「海抜表示」がされています。夜間でも光る蛍光色のシールが国土交通省所有の道路標識のポールなどに貼られています。
昨今の地震学者の方や、地震対策の行政部署の方に聞きますと、高知市内・市街地への浸水は5m程度になるだろうと言われています。
それは、南海地震が発生すれば、高知市の市街地は1M~2M程度地盤が沈下するだろうということ。そのうえに30分後あたりに津波が来襲し、「合わせて5M」程度浸水するということが言われています。
それを表示する意味で貼り付けられているのか、道路管理者である国道事務所に問い合わせをしてみました。
、「海抜シール」と言う名称。道路の周辺の海抜(高さ)を表示しています。瀬戸内側が5M以下。太平洋側が15M以下の表示です。平常時には道路と周辺の高さ(海抜)を知ることが出来ます。避難する場合は高さは目安になります。
黄色が1~4M.オレンジが6~9M。青が11M以上となっています。「東南海・南海地震と津波に備えて」とありますから、国道沿いの標識を確認し、周辺の海抜を意識する必要があります。
昨年から主要国道の海沿いの道路や沿岸部の市街地の道路の道路標識に表示されているとのことでした。1KMを目安にしているそうですが、市街地などでは500Mたびに表示をしています。
同じ5Mでも二葉町や宝永町のように、「見上げる高さ」担っているところと、枡形付近は人の背丈くらいのところに5M表示があります。道路からの高さではなく、あくまで「海抜の表示」です。
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