LPガス非常用ユニットが市役所に認定されました
2月15日に「第6回下知図書館運営組織設立準備会」がありました。審議内容の殆どが開館後の運営についてのやりとりでした。
会議終了間際に議題の「その他」の項目で「熱源」問題の説明が筒井館長よりありました。
「下知図書館の熱源問題について、二葉町側より提案のあった災害時対応ユニット(LPガス)を屋上部に設置します。日常の給湯器は従来どうり電気でいきます。その問題も別途協議しています。」との説明があり、添付画像のチラシが参加者全員に配布されました。
会議終了後岩原副館長は「大変よいシステムであると思います。各小学校へも設置すればいいと思います。」との話でした。
坂本県議は「サーパス知寄町マンションも都市ガス。このユニットを導入したい。いくらなんでしょうか?当マンションが津波避難ビルになれば、このユニットも市側から提供いただきたいものですね。」とのこと。
1歩前進でしたし、他の施設への導入の可能性もでてきました。小吉さんのご苦労が報われなによりでした。でも下知図書館「熱源」問題は終わったわけではありません。
地元側の要望は「日常の熱源もLPガス。非常時対応もLPガス」であります。理由はとても単純で、地震と津波でこの地域は長期浸水することは確実であるならば、非常時に私用できない電気を導入するのは無駄であるということです。
LPガス器具も最近は格段に進歩していまして、コンロも元栓部位も地震などの時は、すぐにガスの供給を遮断する装置になっています。不特定多数の人が出入りする図書館の給湯器であったとしても安全であると断言抱きます。
同様の異見は、第6回下知図書館運営組織設立準備会の参加者からもありました。「私の家はLPガスを私用し得地増すが、全然安全です。心配することはなにもありません。」
こういう事態になることが確実な高知市二葉町地域。規模の小さいと言われていた1946年の昭和の南海地震でも下知地域・潮江地域は長期間(3ヶ月)にわたり水没しました。電気は全く使用できません。
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