高知市危機管理室との懇談
9月6日は、あらかじめ予約をして午後2時から高知市危機管理室をお訪ねしました。安心・安全センターの入り口付近で偶然岡崎誠也高知市長に遭遇。雑談をしました。
市長「仁淀川町との交流をされておられるとか。ちと遠いね。高知市の山間部である土佐山や鏡との交流もされたらえいですよ。」
私「高知市民11万人が津波と水没の脅威に晒されているので、都市の移転を公約にぶちあげてくださいよ」
市長「そらまたおおきな話だわな」とのこと。
懇談は高知市危機管理室浜田係長、青木主査、防災寺小屋塾頭の西田政雄さんとで行ないました。私のほうから、最初に仁淀川町との経緯を説明し、現状は地域の人たちとの交流は今ひとつ。」問題なのは仁淀川町役場とのコンタクトをしていないことでした。今後は必要なので、高知市側からも打診や調査をしていただきたいとのことを申し上げました。
西田政雄さんは出身が仁淀川町(旧池川町)。ご両親や親族が地元におられるので地元情報は豊富です。長年防災問題での地域住民と行政との関係を神戸市長田区や新潟中越地震の罹災地の方々との交流から導かれる見解もあります。
「仁淀川町もそうですが、山間部の町村で二葉町の町民が疎開して使える施設は公営施設など限られ数は多くはない。そうなると高知市から仁淀川町へ仁淀川町所有の公営施設の借用について事前協議をしないといけない。
また廃校を活用するにしても改修費用をどうするのか、といった問題があります。
また民間の手入れの行き届いた家で年簡2~3回しか戻っていない状態ではなかなか他人には貸してはくれません。それが現実なのです。」と西田政雄さん。
浜田係長は、「市役所がわとしても前例がない事業です。とはいえ大震災が起きてからの対応では後手にまわります。事前の周辺市町村を調査してみます。」とのことでした。
少しの前進がありました。
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