二葉町自主防災会役員会が開催されました
2011年3月29日 高知市下知消防分団にて二葉町自主防災会の役員会を開催しました。中宝永町自主防災会と南宝永町町内会の役員も参加しました。西田政雄防災寺小屋塾頭も参加されました。また今後南海地震対策特集をされるNHK高知放送局の石田ディレクターも来られていました。
4月中旬に「防災リーダー会」を開催することにいたしました。昨日の討議・審議事項は以下のとうりです。
1)防災世帯調査の再調査
2007年9月頃に二葉町全世帯(町内会へ入っていない人たちも含めて)動向調査をします。4年経過しているので、世帯動向も違っている可能性があります。
*特に災害弱者の調査が必要。80歳以上の高齢者、障害者、小学3年生以下の児童。
*今回は特技調査、専門資格調査、道具調査も行いたい。
例えば看護士,介護士、医師とか。
あるいは災害時、災害復旧時に役立ちそうな資格 免許保持者
道具の調査(フォークリフトやユンボなど) バール、チェーンソウなど
*西田政雄さんより、調査票の「ひながた」があるので、調査の上送信するといわれました。1番大事な調査なので、防災リーダー会で説明し、周知徹底させるとのことを全員で確認いたしました。
2)仁淀川町と二葉町との交流事業について
CSA農業支援事業。田舎の農業を都市部がサポート(直接野菜などを購入など)
文部科学省支援事業を活用しながら高知版CSAモデルにする。
災害時の避難先・疎開先の確保も目的。費用はかからない。承認を受ければ、NPO法人土佐の森救援隊の中嶋健造氏が仲立ちすることになっています。。
西森二葉町町内会長は「うちの店舗に仁淀川町の農産物を置き、販売することは可能です。ぜひ協力したい」とのこと。また森自主防災会会長も「うちの弁当屋で使用することも可能です。」と言われました。会議の参加者一同関心が深く、既に間伐ボランティアで荒木副会長や、福留幹事は仁淀川町とご縁があります。
より親密な交流をしていこうと合意が得られました。具体的な交流の方法については、中嶋健造さんに連絡をし、交流していこうということになりました。
3)防災まちあるきについて
二葉町内の危険箇所の再点検作業。今回は近隣の中宝永町、南宝永町、稲荷町、若松町エリアも含め、まちあるきをしようということになりました。西田政雄さんのアドバイスや可能であれば高知大学の岡村眞教授の指導を受けようということになりました。
近隣町内とも連携して、下知地域のまち歩きとすることになりました。
4)家具転倒防止対策と窓ガラス飛散防止対策の実施
今年は町内の家屋や店舗で実際に実施しようということになりました。
希望する町民の自宅に、500円程度をいただいて実施する。
5)近隣防災会連携共同事業
近隣自主防災会・町内会との連帯・共同事業を上記の事業も連携して行うことを確認しました。同じ低地に住む下知地域の住民ですので。
6)高知市危機管理室情報
西村情報班長より「高知市自主防災組織補助金 活動活性化編 上限10万円」と「自主防災会の交流・連携を図る事業 上限10万円」の説明がありました。
7)「高知市二葉町発ー淡路島野島断層保存館ー二葉町」日帰り防災研修会案
これも、近隣町内と連携して検討していくことになりました。予算が確定しても実施されるのは、23年9月以降になります。
(参考見積もりです)
貸し切りバス代金(高知駅前観光の見積り)
◎30名でのご利用という事でしたので、大型バスの見積りと致します。
日時(未定)
行先 淡路島方面日帰り
車種 大型バス(ワンマン運行)
料金 バス貸上料 ¥94,500(税込み)
高速料金往復 約¥36,000
※旅行保険はお1人当たり¥200でご利用できます。
――――――――――――――――――――――――――
◎27名までの人数でしたら、中型バス(ワンマン運行)
日時(未定)
行先 淡路島方面日帰り
車種 中型バス(ワンマン運行)
料金 バス貸上料 ¥84,000(税込み)
高速料金往復 約¥2,2000
※旅行保険はお1人当たり¥200でご利用できます。
*その他
今井南宝永町町内会役員より「堀川の浮き桟橋が危険。潮位の上昇があれば、止めて打ち込んでいる杭から浮き桟橋がはずれ、繋いでいるプレジャーボートと一緒に地域に流出する可能性が高い。流出されないように県港湾課に要望したいので連携をお願いしたい。」との提案がなされ、了承されました。下知地域の町内会で連携し取り組んでいきます。
(浮き桟橋の杭が潮位の上昇で外れますと、浮き桟橋と繋いでいるボートが地域に流れ込み、地域の家屋を破壊する懸念があります。)
NHKの石田ディレクターから、4月放映予定の「とさ金エイト」という番組の取材をおこなっています。低地であり南海地震が起これば甚大な被害地域になる二葉町他下知地域。身の安全や一時退避場所の確保は、取り組まれていますが、その後の地盤沈下による長期浸水された場合の取り組みについてどうされるのかを取材したい」との申し入れはありました。
森会長は「取材には協力します。また地域には昭和南海地震を体験された人がいるので紹介します。」ということを言われました。取材には森会長、荒木副会長、西村情報班長で対応することになりました。
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