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2010年5月 7日 (金)

福井照代議士への要望書

衆議院議員福井照様

                       二葉町自主防災会会長 森宏
                                             2010年4月23日
 
   高知市下知南部地域(二葉町)へ津波避難センター設置を求めます

 高知市の下知地域にある二葉町。海に近く低地で海抜0メートル地帯です。想定される南海地震では,最大震度は7。建物は全半壊。地盤は1メートル以上沈下し、水没します。地域には高台も耐震構造の公共建築物も皆無。南海地震時に「逃げ場」がありません。

 5月22日の「防災タウンミーティング」に向け、4月22日に二葉町自主防災会にて役員会を開催しました。事前にいくつか要望点。質問点が出ましたのでお知らせ申し上げます。

1)高知市種崎にある「高知市種崎津波避難センター」のような施設を,高知市二葉町への設置を切に要望したい。

2)平成17年度に内閣府は高知市下知地域を視察し,調査し「第4回津波避難ビル等に係わるガイドライン検討会」にて、「モデルケースによる検証結果について」という報告書を作成していました。

http://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/050323tsunamihinan.html

 しかし下知地域にはなんら津波避難施設は出来ませんでした。どうなっているのかわかりません。

3)高知県・高知市は下知地域の住民を見捨てているのではないのでしょうか?

 高知市下知地域は、確かに避難出来る公的構造物も少ない上に、低地・軟弱地盤・津波浸水域・老朽家屋密集地帯・高齢化・県下最大震度予測地域・・・などなど、上げればきりがない県下最大の被害予測が立つと思われる地域です。

 高知県知事の「対話と実行」や、高知市長の「市民懇談会」へも出席し,地域への津波避難センターの設置を訴えますが、十分な検討した形跡もなく「予算がない」の一言で片付けられるのが現状です。

4)種崎の津波避難センターは,内閣府の「平成18年度 地域防災拠点整備モデル事業」が採択され建設されました。

 下知津波避難センターを建設する場合、そのような「整備モデル事業」は国のほうにないのでしょうか?

5)国は南海・東南海地震対策への対応をしているやに聞いています。高知市二葉町のように低地で水没する地域でありながら避難場所がない都市部も多いと思います。

 国の南海地震対策事業を引き込むことはできないのでしょうか?

6)建設希望地は、二葉町にある高知市下知図書館(高知市有地・建て替え計画がありますが財政難で無期延期に)。

  もしくは稲荷町にある旧ハローワーク高知跡(国有地)。

  青柳公園(市有地)。ここには耐震貯水槽もあります。

   それらの希望地に、津波避難センター建設の可能性はあるのでしょうか?アドバイスをお願いします。

7)住民としてやるべきこと、公的機関に働きかけるべきことがありますか?

 例えば署名を集めるとか。自治体の議員に対して働きかけるとか。

8)数年程前には、高知市潮江地区の住民と、国土交通省高知事務所が、ダイレクトに交流していました。その結果地域住民の要望もあり、土佐道路の筆山トンネル南側入口付近に津波避難場所を整備しています。

 高知市下知地域の二葉町にもそういう整備事業で実現可能なものはないのでしょうか?

 例えば下知地域には国道32号線と、国道56号線があります。

 そこに宝永町歩道橋と、二葉町歩道橋があります。

 その歩道橋を架替し、耐震化し、高齢者や障害者用に斜路を敷設し、歩道橋上に最低300人程度避難できるスペースの確保はできないものでしょうか。歩道橋が「津波避難タワー」の機能をもつことです。

 同じく下知地域には葛島にも歩道橋があります。

 その3つの歩道橋が「津波避難タワー」になれば、下知地域の住民に撮りましては,「安心。安全」の気持ちが今より芽生えると思います。

10)主に津波避難施設の建設のお願いに終始しました。

 その他国土交通相関係の事業で、下知地域の減災や防災に役立つ事業などがありましたら,ご紹介ください。

11)国の防災対策。とくに南海地震対策の方向性や事業計画,予算配分など可能な限り教えてください。

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